啓示とは何か : あらゆる啓示批判の試み
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書誌事項
啓示とは何か : あらゆる啓示批判の試み
(叢書・ウニベルシタス, 541)
法政大学出版局, 1996.9
- タイトル別名
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Versuch einer Kritik aller Offenbarung
- タイトル読み
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ケイジ トワ ナニカ : アラユル ケイジ ヒハン ノ ココロミ
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注記
翻訳底本: インマヌエル・ヘルマン・フィヒテ版 Fichtes Werke, Bd.V
内容説明・目次
内容説明
真の「聖性」に目覚める道を探求。この世を超えた存在から人間への天啓と影響、メッセージを意味する「啓示」の概念は、諸国民に普遍的に見られる。その起源と本質、権能と逸脱、可能性について、実践理性の原理に基づいて批判的に考察する。フィヒテ哲学の原点であり、「頽落」の現代に良心の自由を問う。
目次
- 宗教一般の演繹の準備としての意志の理論
- 宗教一般の演繹
- 宗教一般を自然宗教と啓示宗教とに区分することについて
- 啓示概念の形式的説明
- 啓示概念の質料的説明
- 純粋理性のア・プリオリな原理からの啓示概念の演繹
- 啓示概念で前提される経験的与件の可能性について
- 啓示の物理的可能性について
- 形式のうえから見た神性の規準
- 啓示の可能的な内容(啓示の質料)に関する神性の規準
- この内容の可能的な描写に関する啓示の神性の諸規準
- これらの規準の体系的な秩序
- 所与の現象を神の啓示として想定する可能性について
- 本批判の全般的概要
「BOOKデータベース」 より