ポンペイ・グラフィティ : 落書きに刻むローマ人の素顔

書誌事項

ポンペイ・グラフィティ : 落書きに刻むローマ人の素顔

本村凌二著

(中公新書, 1322)

中央公論社, 1996.9

タイトル別名

ポンペイグラフィティ : 落書きに刻むローマ人の素顔

タイトル読み

ポンペイ グラフィティ : ラクガキ ニ キザム ローマジン ノ スガオ

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注記

文献: p232-233

内容説明・目次

内容説明

七九年、ヴェスヴィオ山の大噴火によって火山灰の下に埋もれたポンペイの市街地には、競技場の塀、民家の壁など至る所に落書きが描かれている。文字を学び、記した人々は何を伝えようとしたのか。落書きの分析・解読を通じて、選挙運動に奔走する人、剣闘士の闘いに熱中する人、酒場で戯れる人など、様々な生活風景が姿を現す。ローマ帝国の下で繁栄をきわめたポンペイの実像に迫り、その社会と文化を言葉と文字の視点から捉える。

目次

  • 第1章 友に、公職を!
  • 第2章 公務にふさわしい人々
  • 第3章 民衆は見世物を熱望する
  • 第4章 喜怒哀楽の生活風景
  • 第5章 愛欲の街角
  • 第6章 文字を学ぶ
  • 第7章 落書きのなかの読み書き能力

「BOOKデータベース」 より

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