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メゾスコピック系の物理

福山秀敏編

(シリーズ物性物理の新展開)

丸善, 1996.10

タイトル読み

メゾスコピックケイ ノ ブツリ

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注記

参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

マクロとミクロの間、メゾスコピックな系では、量子力学に従う粒子が必然的にもつ波動性と粒子性という相反する性質が、特徴的な形で姿を現す。本書では、この特徴が最も顕著に現れる量子輸送現象に焦点を当てて解説する。電子の位相干渉とその結果としての局在性、電子間相互作用、特に、バリスティックな系とトンネル現象について詳述するとともに、このような現象が見られる微小系の具体的な構造も紹介する。本書により、活発な研究対象となっているメゾスコピック系の姿を明確にとらえることができる。

目次

  • 1章 量子輸送現象の基礎
  • 2章 メゾスコピック系の理論
  • 3章 メゾスコピック系の構造
  • 4章 バリスティックな系の輸送現象
  • 5章 微小接合のトンネル効果
  • 6章 共鳴トンネル効果

「BOOKデータベース」 より

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