ドイツ近代劇の発生 : シュトゥルム・ウント・ドラングの演劇
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ドイツ近代劇の発生 : シュトゥルム・ウント・ドラングの演劇
三修社, 1996.10
- タイトル読み
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ドイツ キンダイゲキ ノ ハッセイ : シュトゥルム ウント ドラング ノ エンゲキ
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注記
参考文献: p291-298
内容説明・目次
内容説明
本書では、角度を変えたいくつかの観点に立った考察により、シュトゥルム・ウント・ドラング劇の全体の姿を捉え、その実像に迫り、その近代・現代的意義を見出そうとしている。またそれを通じて、シュトゥルム・ウント・ドラング時代の、矛盾、対立、混乱を含む混沌とした精神状況を、その表層を観るだけでなく、その内部にまで視線を届かせようと努めている。
目次
- 第1章 シュトゥルム・ウント・ドラングとEmpfindsamkeit
- 第2章 シュトゥルム・ウント・ドラングのシェイクスピア受容
- 第3章 J・M・R・レンツの演劇観
- 第4章 「個」の孤立—J・M・R・レンツの劇世界
- 第5章 J・M・R・レンツとG・ビューヒナー—反理想主義的演劇の一系譜
- 第6章 F・M・クリンガーの『双子』—不安の心理劇
- 第7章 H・L・ヴァーグナーの『嬰児殺し』—一八世紀ドイツ市民社会への挑戦
- 第8章 マーラー・ミュラーの『ファウスト博士』—シュトゥルム・ウント・ドラングと民衆文学のあいだ
「BOOKデータベース」 より