可能世界の哲学 : 「存在」と「自己」を考える
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書誌事項
可能世界の哲学 : 「存在」と「自己」を考える
(NHKブックス, 790)
日本放送出版協会, 1997.2
- タイトル読み
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カノウ セカイ ノ テツガク : ソンザイ ト ジコ オ カンガエル
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注記
可能世界ブックガイド: p[235]-244
内容説明・目次
内容説明
現実とは異なる時空間に、無数の「ありうる世界」が実在している…西欧中世の神学者たちが唱えた、この途方もない考えは、今世紀、可能世界論という名称で、現代哲学に再登場する。なぜ、現実以外の他の世界を考えるのか?可能世界とは何か?その実在は信じられるか?量子論や宇宙論など、科学の発想と可能世界論を結びつけると、生命や宇宙の謎に対し、どのような照明が投げかけられるのか?—ソクラテス以来の西欧形而上学の正統を受け継ぐ可能世界論、その学問的射程を探り、「存在」や「自己」の不思議さに、従来の哲学書とは違った角度で迫る。
目次
- 序 「何でもあり」の世界観—可能世界へようこそ
- 第1章 可能世界に何ができるのか
- 第2章 可能世界のネットワーク
- 第3章 可能世界とは何なのか
- 第4章 可能世界は本当に有るのか
- 第5章 自然科学と可能世界
- 第6章 可能世界の外側
「BOOKデータベース」 より