意味と世界 : 言語哲学論考
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意味と世界 : 言語哲学論考
法政大学出版局, 1997.2
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現代の論理的意味論 : フレーゲからクリプキまで
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イミ ト セカイ : ゲンゴ テツガク ロンコウ
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Note
著者の『現代の論理的意味論 : フレーゲからクリプキまで』(岩波書店, 1988)のいわば増補, 解説版
引照文献(略称)表: p367-380. 人名, 事項索引: 巻末
人名・事項索引: p387-399
初出一覧: p383-385
Description and Table of Contents
Description
“ことば”が“意味”をもつとはどういうことか。“ことばと世界”“意味と信念”は、それぞれがどのような関係にあるのか。こうした基礎的問題を、フレーゲはじめ近年のデイヴィドソン、ダメット、パトナム、クリプキ、カプランらの所論を検討しつつ、合わせて、固有名・指示詞や人称代名詞「私」、また「可能」「必然」などの様態的表現、「信じる」といった動詞についての著者独自の意味論的解明を通じて、探求する。
Table of Contents
- 第1部 言語哲学の諸相(意味と理論序説—ことばが意味をもつとはどういうことか;意味論の原型(1)—フレーゲの意味論;意味論の原型(2)—ラッセルとウィトゲンシュタイン;言語哲学の展開;意味と真理;ディヴィットソンの意味理論とフレーゲの文脈原理;言語理解と意味)
- 第2部 様相・指示・世界(必然性、分析性、ア・プリオリ性;様相と可能世界—その原型;様相論理モデル論と代入および量化の問題;様相論理のモデル論と哲学的諸問題;直接指示性—新指示論の展開;個・種と場—プラトン、アリストテレスの“世界記述”方式をめぐって)
- 第3部 信念帰属と「私」の意味論(信念文のパズル;“私”の同一性への意味論的アプローチ序説)
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