DNA伝説 : 文化のイコンとしての遺伝子

Bibliographic Information

DNA伝説 : 文化のイコンとしての遺伝子

ドロシー・ネルキン, M.スーザン・リンディー著 ; 工藤政司訳

紀伊國屋書店, 1997.2

Other Title

The DNA mystique : the gene as a cultural icon

Title Transcription

DNA デンセツ : ブンカ ノ イコン ト シテノ イデンシ

Available at  / 202 libraries

Note

原書(W.H.Freeman and Company, 1995)の全訳

Description and Table of Contents

Description

DNAが日常語として普通に使われるにつれ、あたかも魔術的パワーをもって人間の行動を支配し、その人の未来まで決定しているかのような言説が、大衆文化の中で一人歩きしている。遺伝子を持ち出せば、なんでも説明できるかのような風潮がはびこっている。本書は、アメリカ大衆文化のなかで登場する、さまざまな「DNA伝説」を取り上げ、それが社会のなかでいかなるひずみやゆがみをもたらしているかを広範な資料調査で整理・検証した結果をまとめたものである。日本の現状も比較的似た状況にあり、参考になる点、反省する点が多い。

Table of Contents

  • 第1章 遺伝子の力
  • 第2章 優生学的遺伝子
  • 第3章 聖なるDNA
  • 第4章 分子家族
  • 第5章 プレスリーのDNA
  • 第6章 生まれつきの差異を創る
  • 第7章 赦罪—責任と罪の所在
  • 第8章 遺伝子本質主義の適用
  • 第9章 遺伝子未来主義
  • 第10章 超遺伝子

by "BOOK database"

Details

  • NCID
    BN16030414
  • ISBN
    • 4314007877
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    eng
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    322p
  • Size
    20cm
  • Classification
  • Subject Headings
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