書誌事項

江戸の身体 (からだ) を開く

タイモン・スクリーチ著 ; 高山宏訳

(叢書メラヴィリア, 3)

作品社, 1997.3

タイトル別名

Opening the Edo body

江戸の身体を開く

タイトル読み

エド ノ カラダ オ ヒラク

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内容説明・目次

内容説明

「解剖=人の身体を切って調べること」を高らかに謳いあげて『解体新書』は上梓された。蘭医とは即ち「切る医者」であり、江戸の人々は死体を切り、生身の人間を切る「切る医術」へのスプラッタ・ホラーじみた好奇心と怖れを隠さない。「全体として生きて在ること」を捉えようとする日本の知と、「切って中身をさらし、くまなく光をあて」ようとするヨーロッパ近代知の出会い。「解剖」から見た気鋭の江戸文化論。

目次

  • 序 アクセスの図像学
  • 第1章 刃
  • 第2章 身体を切る
  • 第3章 さらされる身体
  • 第4章 つくられていく身体
  • 第5章 身体と国家

「BOOKデータベース」 より

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