戸崎賢二著
あけび書房 2021.1
... 出;「良い先生」の話;夢中歩行—ディレクター日記抄(1996年2月〜4月);テレビ・映像表現に関する覚書);教育を問い直す(魂に蒔かれた種子—哲学者・林竹二ノートより;授業の中で青年と出会うということ;キャンパスの日々から—2004年春);記憶の淵より(長良川が揺籃だった—小学生時代;マルクス・方丈記・小林多喜二との出会い—高校1年生);いのちにふれる日々(妻、くも膜下出血で倒れる)
所蔵館1館
安田登 [著]
紀伊國屋書店 2021.1
... ゲス不倫どころではない——『伊勢物語』;源氏物語ごっこ——『源氏物語』;魂を鎮める——『源氏物語』、能『葵上』;呪詞としての和歌——『古今和歌集』『新古今和歌集』;音の文学——『平家物語』;闇の文学——『平家物語』;眠りの芸術能——『黒塚(安達原)』;初心忘るべからず——『風姿花伝』;随筆なう——『方丈記』『徒然草』;優雅な貧乏生活——『鶉衣』;カネとオンナ——『好色一代男』『日本永代蔵』;野の賢者松尾芭蕉;ゆっくり歩く——『おくのほそ道』;きわどいベストセラー——『東海道中膝栗毛』;怪談、怨霊、鎮魂——『死霊解脱物語聞書』『雨月物語』;漢文と日本人——『詩経』『笑府』ほか;声に出して読みたくなる ...
所蔵館93館
国語語彙史研究会編
和泉書院 2020.3
39
特集—新資料・新領域(「日本語学」とその関連語—意味と構造の変容;連文による翻読語の文体的価値—「見れど飽かず(飽き足らず)」の成立と展開;木簡の表記と仮名と言葉 ほか);シク「敷」・シク「領」・シク「及」・シク「頻」・シク「茂」;中世漢字片仮名交じり文における重点(ヽ)—大福光寺本『方丈記』を軸として;幕末の言語資料としての『航米日録』—「訳書云」を手がかりに;『「校正/増補」漢語字類』「目次」欄上の組の漢字字形の位置づけ—『太政官日誌』との対照を通して;『和英語林集成』再版と『言海』の関係再検討;一・二段活用のラ行五段化における使役形の動向
太田和彦著
亜紀書房 2020.12
所蔵館2館
鴨長明[著] ; 前田信弘編訳
日本能率協会マネジメントセンター 2020.12 Contemporary Classics
大火、竜巻、飢饉・疫病、大地震…直面する危機、風化する記憶。いま考える「無常」ということ。あらためて読みたい不朽の名著。 第1部 『方丈記』と鴨長明(名著『方丈記』とは;鴨長明の生涯—幼少時代と父の死 ほか);第2部 現代語訳と原文で読む『方丈記』(ゆく河の流れ—人も住まいも無常なり;たましきの都—世のならわしは水の泡 ほか);第3部 『方丈記』に学ぶ(直面する災害の危機;都市の脆弱さ、インフレのリスク ほか);付録 現代語訳で読む『発心集』(一部抜粋)(人の心の難しさ;ささやかな一念の発心を楽しむ ほか)
高木浩明著
勉誠出版 2020.12
... 作環境をめぐって 下村本『平家物語』書誌解題稿 『平家物語』十行平仮名古活字本は下村本の底本たり得るか 下村本『平家物語』とその周辺 『平家物語』古活字覚一本についての覚書 古活字版『源平盛衰記』の諸版について 「嵯峨本」再見 嵯峨本『伊勢物語』書誌考証 古活字版『伊勢物語』書誌解題稿 嵯峨本『方丈記』書誌考証 嵯峨本『撰集抄』書誌考証 『百人一首抄』〈幽斎抄〉成立前後 『徒然草寿命院抄』成立前夜 古活字版『徒然草寿命院抄』書誌解題稿 角倉素庵と学問的環境 古活字版を必要とした人々 古活字版『大和物語』の刊行年時を考える 古活字版『後漢書』の刊行年時を考える 本文は刊行者によって作られる 要法 ...
所蔵館120館
荒木浩編
文学通信 2020.10
... 風景を捉える川合玉堂の「眼差し」 : 大衆性と同時代性と 洋画家・岸田劉生の初期の制作にみる古典性の投企 : 美術の複製メディアを手がかりに 柳田國男『遠野物語』の「戦争物語」への変奏 : 村野鐵太郎監督の映画「遠野物語」を中心に 「日本文学史」の今後一〇〇年 : 『日本「文」学史』から見通す 投企された「英訳方丈記」 : 夏目漱石の「作家論」から「天才論」へ 古典の翻訳 : 大衆性と視覚性を問う/ 李愛淑 [著] 古事記の〈天皇像〉 : 「詔」の字の分析をとおして 一三世紀の失敗した宗教議論 : 『広疑瑞決集』の政治議論を中心に 点描西源院本『太平記』の歴史 : 古写本から文庫本まで 「太平記史観」をとらえる ...
所蔵館117館
武馬久仁裕編著
黎明書房 2020.3 図書館版誰でもわかる古典の世界, 2
... 三好達治「雪」の2編を増補し、上製本にしました。 新しき年の始の(大伴家持『万葉集』);銀も金も玉も(山上憶良『万葉集』);久方のひかりのどけき(紀友則『古今和歌集』);春はあけぼの(清少納言『枕草子』冒頭);秋の田のかりほの庵の(天智天皇『百人一首』一);ゆく河の流れは(鴨長明『方丈記』冒頭);祇園精舎の鐘の声(『平家物語』冒頭);つれづれなるままに(兼好法師『徒然草』冒頭);月日は百代の(松尾芭蕉『おくのほそ道』冒頭);千じゆと云ふ(松尾芭蕉『おくのほそ道』「旅立ち」部分)〔ほか〕
所蔵館14館
栗山圭子編
世界思想社 2020.8 神戸女学院大学総文教育叢書 , 日常を拓く知 / 神戸女学院大学文学部総合文化学科監修, . 古典を読む||コテン オ ヨム ; 4
あなたにとっての“ゆたかさ”とは?格差はなぜ広がる?世界幸福度ランキング、日本は何位?『資本論』『方丈記』『イタリア絵画史』『科挙』『苦海浄土』などの古典をとおして、この世界のゆたかさを覗き込む。 1 “ゆたかさ”を問いなおす(より温かく、より成熟した人間社会へ—マルクス『資本論』から);2 “ゆたかさ”を読む(日本文学から—鴨長明が希求したもの 鴨長明『方丈記』;美術史学から—絵と向き合う ロベルト・ロンギ『イタリア絵画史』;東アジアの歴史から—試験地獄の狂気と豊饒 宮崎市定『科挙』;社会学から—「苦海」を生む近代の言葉、「浄土」へ誘う民衆の方言 石牟礼道 ...
所蔵館42館
石田肇著
文芸社 2020.4
駒井稔, 「光文社古典新訳文庫」編集部編著
光文社 2020.7 光文社新書, 1075
... 巧妙に作品に隠した秘密とは ロシア文学への入り口 ナボコフ『カメラ・オブスクーラ』『絶望』 : 『ロリータ』の作家が、亡命時代にロシア語で書いた小説の謎 ドストエフスキー『賭博者』 : 文豪の三つの病、そしてルーレットと性愛と創作の関係とは? 日本文学・アフリカ文学・ギリシア哲学への入り口 鴨長明『方丈記』 : 達観していない作者、災害の記録 : 予想外の人間臭さの魅力 アチェベ『崩れゆく絆』 : 世界的ベストセラーに見る、アフリカ社会の近代との出会い プラトン『ソクラテスの弁明』 : 哲学二千年の謎を解く : 死の理由、そしてプラトンの戦略とは イベント会場の隅から 混迷の深まる現代に ...
所蔵館114館
空井伸一 [著]
文学通信 2020.3
... 境界上の独身者—『西鶴諸国はなし』巻四の七「鯉のちらし紋」考 ほか);第3部 源内を読む(宙吊りの地獄—『根南志具佐』の世界;都市神話としての可能性—『根南志具佐』の「根」についての考察 ほか);第4部 「国文学」の批判的考察(批判の学としての「国文学」;「無常」と「美」の日本的連関についての批判的考察—『方丈記』と『徒然草』、『雨月物語』「浅茅が宿」を通じて)
所蔵館65館
ドナルド・キーン著
新潮社 2020.2 ドナルド・キーン著作集 / ドナルド・キーン著, 別巻
... 本文化を概観する;日本文化と女性;私の『源氏物語』;平家と日本文学;能の普遍性;外国から見た『おくのほそ道』;近松を英訳して;翻訳について;私の日本住居論;訳し難いもの;日本文学史について;日本人の美意識と日本語の魅力;古くして新しきもの—日本の文化に思う;なぜ、いま「日本国籍」を取得するか;『方丈記』は語る);著作集総索引;著作集総目次;書誌:著書目録;書誌:著作目録;ドナルド・キーン年譜
所蔵館137館
山口謠司著
自由国民社 2019.10
気持ちが落ち着く。やる気が出る。ストレス解消。脳の活性化。誤嚥性肺炎の予防。おなじみの名文を読めば心とカラダにいいこといっぱい!! 第1章 元気が出る音読(変身(カフカ、訳:原田義人);それから(夏目漱石);〓東綺譚(永井荷風) ほか);第2章 気持ちが落ち着く音読(方丈記(鴨長明);銀の匙(中勘助);よだかの星(宮沢賢治) ほか);第3章 音やせりふを楽しむ音読(注文の多い料理店(宮沢賢治);にごりえ(樋口一葉);門(夏目漱石) ほか)
ゴウランガ チャラン プラダン [著]
私製(製作)
松村瞳著 ; すぎやまえみこマンガ
笠間書院 2019.10
有名古典には、教科書では教えてくれない「へー」と「なるほど」が隠れている。古典はウラ話がダンゼン面白い!文法を知らなくても「ウラ」を知っていると古典が好きになる。古典エンタテインメント裏読みエッセイ登場! 1 枕草子;2 源氏物語;3 徒然草;4 平家物語;5 竹取物語;6 方丈記;7 土佐日記;8 伊勢物語;9 更級日記;10 大鏡
所蔵館41館
20の手のひらの宇宙・人著
あうん社 2019.6 手のひらの宇宙books, 第22号
vol. 1
中世丹波市の武士の時代—『山城と苗字と戦国ロマン』;大阪船場の昔・今—船場商人四代を通して;アメノヒボコ伝承—地元に残る神話から;千の谷のアンソロポロジー;神秘の島—冠島・沓島「物語」;平成の大修理を終えた最古の登窯;海上破船ナク米穀一粒モ失ワズ;人生は65から面白くなる;小野田政子俳句 大賀蓮2;方丈記/平家滅亡と天変地異;風土記と地名—地域ブランド幻想に振り回されるな;マクロビオティック風土論—チャチャはこう話して呉れた;「感動塾」の旅で触れた「風土」;使命と余命をかけて—映画『みとりし』制作;古道の夢;恩返しとしてのボランティア;16歳からの起業塾;能楽は地域に根付いた芸能;石仏・石像を彫る私 ...
水木しげる著
小学館 2019.4 小学館文庫, [Kみ1-1] . マンガ古典文学||マンガ コテン ブンガク
... 、作者の体験した都の生活の危うさ・はかなさを、大火・辻風・飢饉・疫病・地震・遷都等の実例によって描き、ついで移り住んだ日野山の方丈の庵の閑寂な生活を記している。文章は簡明な和漢混淆文。 方丈記;少年時代;菊合;安元の大火;治承の辻風;遷都と怪異;飢饉;平家滅亡;元暦の大地震;無常の世;歌合;遁世;鎌倉下向;『方丈記』成る;『方丈記』原文;鴨長明 略年譜;『方丈記』作品解説(関谷浩);乱世に立ち止まって読む古典(荒俣宏);参考文献
所蔵館6館
沢木遥香著
七月堂 2019.4
二十五歳の肖像;脚本;安息;欠けたヒロイン;はしご;月;さなぎ;おはじき;記憶の熱;風鈴;かたつむり;風の日記;家を灯すもの;砂粒;真夜中の方丈記;透明;時の風;水脈;りんご半分、明日の分;歩むひかり
梓澤要著
新潮社 2019.3
下鴨神社の神職の家に生を受けた鴨長明は、歌に打ち込み、琵琶に耽溺し、出世を望みながらも幾度となく挫折。源平争乱の時代に、大火事、大飢饉、大地震などを目の当たりにした後に五十歳で出家、山奥の一間の庵にこもる。不遇の半生と未曾有の厄災から悟ったこの世の真とは。八〇〇年の時を越え、普遍の価値観を湛える『方丈記』作者の波瀾万丈の生涯。
所蔵館10館