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  • 批評家失格 : 新編初期論考集

    小林秀雄著

    新潮社 2020.8 新潮文庫, 11329, こ-6-12

    ... 生計を支える稼ぎ手として書く。東大新聞の下品な問いにも不機嫌さを隠さず応じた。一方で美に昏い世を警醒し続ける。人間的な素顔の窺える文庫初収録随想と入手困難だった批評を併せて収録。22歳から30歳まで、瑞々しい52編の文芸論集。 断片十二;佐藤春夫のヂレンマ;性格の奇蹟;測鉛1;測鉛2;芥川龍之介の美神と宿命;「悪の華」一面;アシルと亀の子1;ナンセンス文学〔ほか〕

    Available at 29 libraries

  • 文豪たちの憂鬱語録

    豊岡昭彦, 高見澤秀編

    秀和システム 2020.6

    憂鬱さえも美しく書き表す文豪たちの妙技。 第1章 太宰治のネガティブ語録—暗すぎてウケる!文豪界随一の絶望名人;第2章 石川啄木の『ローマ字日記』—娼婦、借金、無断欠勤も赤裸々なクズの証明録;第3章 夏目漱石の厭世語録—エリート出身の大文豪が綴る憂鬱な呟き;第4章 芥川龍之介の『侏儒の言葉』と晩年—「文豪が憧れた文豪」が零した怜悧な嘲り;第5章 島崎藤村の『新生』—これぞゲスの極み!姪を妊娠させた狂気;第6章 坂口安吾の無茶ぶり名言—叱咤激励を超えて罵詈雑言の境地か;第7章 黒い宮沢賢治—イーハトーブの深い闇;第8章 ドマゾの谷崎潤一郎VS狭量な佐藤春夫—暴走する奴 ...

    Available at 41 libraries

  • 文豪聖地巡礼

    朝霧カフカ監修

    立東舎 , [リットーミュージック(発売)] [2020.6]

    文豪の生涯を彩る、土地の記憶とエピソード。銀座のバーで坂口安吾にケンカをふっかける中原中也、大阪で谷崎潤一郎とのちの伴侶を引き合わせた芥川龍之介、京都の街路をそぞろ歩く夏目漱石と正岡子規、土蔵で創作に励んだ江戸川乱歩など、文豪ゆかりの聖地を逸話込みで紹介。 第1章 泉鏡花がみた「紅露時代」の文豪(泉鏡花—金沢で怪異に親しみ、神楽坂で開花した文才;尾崎紅葉—港区を愛した「職人気質」の芸術家 ほか);第2章 夏目漱石とその遺伝子(夏目漱石—熊本、東京、京都に残された足跡;正岡子規—松山と東京をつないだ創作へのエネルギー ほか);第3章 川端康成と世代を超えた友( ...

    Available at 29 libraries

  • 龍之介の芭蕉・龍之介の子規

    伊藤一郎著

    翰林書房 2020.5

    芥川龍之介における芭蕉、そして正岡子規の受容、ならびに久米正雄との関係を論ずる。新傾向俳句運動と連動した“六朝書体”について考察する。 第1部 芥川龍之介における芭蕉受容(あこがれと孤独—龍之介「枯野抄」の成立考;芥川と芭蕉—「芭蕉雑記」を中心にして);第2部 芥川龍之介における子規受容(芥川の「芭蕉雑記」と正岡子規;子規を読む芥川龍之介 ほか);第3部 芥川龍之介と久米正雄の交流(久米正雄と芥川龍之介の青春;芥川我鬼と久米三汀);第4部 芥川龍之介の“六朝書体”(芥川龍之介の“六朝書体”;ヴァリエーションとしての“六朝書体”);資料編—芥川俳句をめぐる人び ...

    Available at 51 libraries

  • ペンはバットよりも強し!?信長vs夏目漱石!!

    りょくち真太作 ; トリバタケハルノブ絵

    集英社 2020.3 集英社みらい文庫, り-1-18 . 戦国ベースボール||センゴク ベースボール

    「地獄ベースボール暗死苦」ものこすところ2試合。第4戦の相手は夏目漱石ひきいる文豪チーム・道後ボッチャンズ!太宰治に芥川龍之介、さらにはシェイクスピアまで、超頭脳派集団が虎太郎に牙をむく!?大人気シリーズ第18弾!!小学中級から。

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  • 憲法問題

    恒藤恭 [著]

    講談社 2020.6 講談社学術文庫, [2612]

    芥川龍之介の親友としても知られる法学者・恒藤恭(一八八八‐一九六七年)。占領期から新日米安保に至る過程をつぶさに見てきた著者は、「押しつけ」を根拠にした憲法改正論に含まれる問題を徹底的に明らかにする。滝川事件で職を辞した気骨の学者が死の直前に残した切実な問いは、いまだまったく変わっていない。今こそ必読の名著。 1 戦争放棄の問題;2 日本民族の更生の途;3 憲法と新しい道徳基準;4 平和憲法と日本の運命;5 平和憲法と国民の真情—憲法施行十周年におもう;6 憲法問題解決の基準;7 平和憲法と最高裁の使命

    Available at 154 libraries

  • 文豪の悪態

    山口謠司著

    朝日新聞出版 2020.5

    ... パレオロガス」—夏目漱石が、奥さんを;「馬鹿!」—夏目漱石が小栗風葉に ほか);第2章 文豪の嘆きとぼやき(「創造力というものが無いんだね」—徳田秋声が武林無想庵に;「菊池は性質野卑奸〓」—永井荷風が菊池寛に ほか);第3章 喧嘩もほどほどに(「芥川がえらく、しょげかえっていた」—佐藤春夫の批評に芥川龍之介が;「青鯖が空に浮んだような顔をしやがって」—中原中也から太宰治・「蛞蝓みたいにてらてらした奴で、とてもつきあえた代物ではない」—太宰治から中原中也 ほか);第4章 その「皮肉」も効いていますね(「この人一人は、日本の男が、巨大な乳房と巨大な尻を持った白人の女に敗れた、という喜ばしい官能的構図を ...

    Available at 73 libraries

  • メロスはなぜ少女に赤面するのか :「テクスト分析」でつくる文学の授業

    鈴木昌弘著

    三省堂 2020.4

    ... か;「テクスト分析」の実際;論理的思考—なぜ「話し合い」活動ができるのか);第2章 実践編(「竜」今江祥智(中学一年)—竜の子三太郎は、変わらない;「空中ブランコ乗りのキキ」別役実(中学一年)—命を賭けて守った幸福の果て;「字のない葉書」向田邦子(中学一年)—憎いけれども愛おしい;「トロッコ」芥川龍之介(中学一年)—やぶの暗い道は永遠に繰り返す;「少年の日の思い出」ヘルマン・ヘッセ、訳・高橋健二(中学一年)—「少年の日」は「僕」を苦しめ続ける;「仁和寺にある法師」(『徒然草』)兼好法師(中学二年)—狭量は無知に通じる;「走れメロス」太宰治(中学二年)—二つの命を賭けて問う勇者と信実;「形」菊池 ...

    Available at 30 libraries

  • 国民国家と不気味なもの : 日露戦後文学の〈うち〉なる他者像

    堀井一摩著

    新曜社 2020.3

    ... 近代国家と殉死—乃木希典の「忠君」と武士道;メランコリーを生成する「心臓」—夏目漱石『心』における殉死の問題;検閲のドラマ、ドラマの検閲—芥川龍之介「将軍」における「秩序紊乱」と「風俗壊乱」);第2部 “大逆”事件と不気味なもの(社会主義という「伝染病」—山県有朋「社会破壊主義論」と大逆事件;「逆徒」の遡及的形成—大逆事件と平出修;神話の「抹殺」、歴史の「怪物」—『基督抹殺論』と「かのやうに」における近代史学;動物のアナキズム—大杉栄の「生の哲学」と芥川龍之介「羅生門」)

    Available at 100 libraries

  • 断想集

    ジャコモ・レオパルディ著 ; 國司航佑訳

    幻戯書房 2020.5 ルリユール叢書

    イタリア人に最も愛された大詩人にして、ショーペンハウアー、ニーチェ、ベンヤミン、カミュ、夏目漱石、芥川龍之介、三島由紀夫ら東西の文人に影響を与えた19世紀イタリアの思想家・哲学者レオパルディ—実存主義に先駆けた、「人間と事物の本性」をめぐる遺作の哲学散文集。 断想集;附録

    Available at 28 libraries

  • 読む流儀 : 小説・映画・アニメーション

    江藤茂博著

    言視舎 2020.3

    アニメーション新海誠『ほしのこえ』、映画チャン・イーバイ『上海』/岩井俊二『四月物語』、小説江國香織『デューク』/横溝正史『八つ墓村』/芥川龍之介『妙な話』/魯迅『藤野先生』…多様なテクストを読む技術、そして楽しみ。 はじめに、として;第1章 「観客」—新海誠『ほしのこえ』;第2章 「伏線」—江國香織『デューク』;第3章 「言葉」—チャン・イーバイ『上海』;第4章 「家族」—横溝正史『八つ墓村』;第5章 「現在」—芥川龍之介『妙な話』;第6章 「視線」—岩井俊二『四月物語』;第7章 「文脈」—魯迅『藤野先生』;あとがき、のように

    Available at 30 libraries

  • ビジュアル資料でたどる文豪たちの東京

    日本近代文学館編

    勉誠出版 2020.4

    ...  生活を支えた本郷菊坂の質店—樋口一葉と伊勢屋;千駄木・団子坂 確執と親和の青春—森〓外と高村光太郎・木下杢太郎;漱石作品における「東京」の位置—「山の手」と「下町」の視点から;女性たちの東京—泉鏡花と永井荷風;近代医学へのまなざし—斎藤茂吉と青山脳病院;作家たちの避暑地—芥川龍之介の軽井沢体験など;伏字の話から始まって—〓・万太郎・瀧太郎;林芙美子の東京—雌伏期の雑司ヶ谷、道玄坂、白山上南天堂喫茶部;遊び、働き、住むところ—川端康成・佐多稲子たち、それぞれの浅草;文学館を歩く

    Available at 114 libraries

  • 作中人物は生きているか : 表象文化論講義

    西原千博著

    蒼丘書林 2020.2

    1 作中人物論編(作中人物は生きているか—実存的作中人物論序説;“生きている作中人物”を探せ—作中人物は生きているか・2;「ピュグマリオン効果」—作中人物は生きているか・3;芥川龍之介『葱』の場合—作中人物は生きているか・4);2 表象文化論編(『いてふの実』と『いちょうの実』—宮沢賢治と大島弓子;J‐POPにおける“永遠”—ランボーの翳を求めて)

    Available at 23 libraries

  • 小説は何処から来たか : 21st century edition

    後藤明生著

    つかだま書房 2020.1

    柄谷行人の『日本近代文学の起源』と『反文学論』 日本近代小説の夢と現実 : 二葉亭四迷 喜劇としての近代 : 日本文学とロシア文学 二十世紀小説としての新しさ : 夏目漱石 方法としてのテキスト : 芥川龍之介 「生理学」の方法 : 永井荷風 「都市小説」の構造 : 宇野浩二と永井荷風 夢のプログラム : 宇野浩二と牧野信一 自意識の喜劇 : 横光利一 反復と引用のエクリチュール : 太宰治 超ジャンルと楕円1 : 花田清輝 超ジャンルと楕円2 : 武田泰淳 文体的思考 : 鮎川信夫 フィクションの変奏 : 丸谷才一 「戦中少年」の体験と方法 : 古井由吉 ジャンルと形式の起源1  ...

    Available at 20 libraries

  • まほろば文学街道

    真銅正宏著

    萌書房 2020.2

    ... ;興福寺をめぐる物語—古代から近代まで;若草山から三輪山まで—三島由紀夫『豊饒の海』「奔馬」を中心に;西の京の魅力—井上靖「天平の甍」その他;飛鳥めぐり—坂口安吾「安吾新日本地理」と堀辰雄『大和路』の歴史観;長谷寺詣と女人高野—幸田露伴「二日物語」;生駒信貴と大和川本支流—『信貴山縁起絵巻』・芥川龍之介「犬と笛」;奈良ホテルに泊まった人々—リアリズムの位相;當麻寺と葛城古道—折口信夫「死者の書」と坪内逍遙「役の行者」

    Available at 17 libraries

  • 三浦半島の医療史 : 国公立病院の源流をたどる

    金川英雄著

    青弓社 2020.1

    軍港があり、工業地帯も有し、内陸と湾岸という地形的な特徴もある三浦半島の病院の歴史を、街と病院を微細に探索して当時の資料をひもとくことで明らかにして、一地域の医療史から国公立病院の具体的な社会的背景と展開を見通す。 芥川龍之介「蜜柑」;軍港病院の特殊性、大横須賀へ;横須賀市立うわまち病院—軍病院の成り立ちと公園;鎌倉称名寺—精神障害者民間施設;聖ヨゼフ病院—由緒正しき海軍の病院;稼働遺産を支えた横須賀共済病院;横須賀北部共済病院と自衛隊病院;元海軍要塞、猿島から見るアメリカ軍の病院;三浦市立病院—軍港病院の周辺;カンファレンス、舞鶴市民病院;福井記念病院—「I ...

    Available at 25 libraries

  • 映画と文藝 : 日本の文豪が表象する映像世界

    清水純子著

    彩流社 2020.1 えろこれ = Ero-colle

    人間の暗部の描写と精緻な分析に、内外の映画人たちは深く共感したに違いない。文豪たちの小説とその映画についてのさらなる理解を追究する映画批評。 第1章 『枕草子』—ピーター・グリーナウェイのパロディ;第2章 芥川龍之介「藪の中」—多様な読みを許す複数の視点;第3章 江戸川乱歩『陰獣』—闇に葬られた欲望;第4章 谷崎潤一郎『卍』—性の境界侵犯か;第5章 谷崎潤一郎『鍵』—ファム・ファタール夢幻(1);第6章 谷崎潤一郎『瘋癲老人日記』—ファム・ファタール夢幻(2);第7章 川端康成『眠れる美女』—老人の禁じられた遊び;第8章 川端康成『美しさと哀しみと』—サイコホラーの側面 ...

    Available at 65 libraries

  • もっと心とカラダを整えるおとなのための1分音読

    山口謠司著

    自由国民社 2019.2

    気持ちが落ち着く、やる気が出る、ストレス解消、脳の活性化、誤嚥性肺炎の予防。おなじみの名文を読めば心とカラダにいいこといっぱい!! 第1章 元気が出る音読(道程(高村光太郎);蜘蛛の糸(芥川龍之介);竹馬余事(柳田国男) ほか);第2章 気持ちが落ち着く音読(夏夜(土井晩翠);ふらんす物語(永井荷風);小倉百人一首 ほか);第3章 音やせりふを楽しむ音読(人形の家(ヘンリック・イプセン、訳:矢崎源九郎);金色夜叉(尾崎紅葉);赤い蝋燭(新美南吉) ほか)

    Available at 1 libraries

  • 舞台文豪ストレイドッグス : SCENARIO AND INTERVIEW BOOK

    朝霧カフカ原作 ; 舞台「文豪ストレイドッグス」製作委員会作 ; 御笠ノ忠次著 ; 角川ビーンズ文庫編集部編

    KADOKAWA 2019.6 角川ビーンズ文庫, BB96-7

    ... アニメから舞台第1弾へ、キャスト・スタッフの情熱に迫る。収録内容:脚本全編/キャスト(中島敦役・鳥越裕貴、太宰治役・多和田任益、芥川龍之介役・橋本祥平)・衣裳・ヘアメイクスタッフ録り下ろしインタビュー/原作・朝霧カフカ×演出・中屋敷法仁×脚本・御笠ノ忠次特別鼎談/アニメスタッフのコメント等を豪華収録。ファン必読の1冊が登場! 脚本 舞台 文豪ストレイドッグス;キャストインタビュー(中島敦・鳥越裕貴);キャストインタビュー(太宰治・多和田任益);キャストインタビュー(芥川龍之介・橋本祥平);スタッフインタビュー(衣裳・前岡直子);スタッフインタビュー(ヘアメイク・古橋香奈子);特別鼎談(原作 ...

  • 十万人が愛した言葉

    藤尾秀昭監修

    致知出版社 2019.7

    ... 生き方の流儀(準備・実行・後始末(桜井章一);リーダーは居眠りができるような中途半端な走り方では駄目(安藤忠雄) ほか);第3章 志を遂げる(リーダーはいかなる時も上機嫌で希望の旗印を掲げよ(三浦雄一郎);最も適切な決断を下す力を養うには(野中郁次郎) ほか);第4章 運命を創る(運命は性格の中にある(芥川龍之介);逆境はつねにいつでも自分の敵ではない(常岡一郎) ほか)

    Available at 3 libraries

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