中世ドイツ・バムベルク司教領の研究 : 貨幣経済化と地代

書誌事項

中世ドイツ・バムベルク司教領の研究 : 貨幣経済化と地代

名城邦夫著

(Minerva西洋史ライブラリー, 38)

ミネルヴァ書房, 2000.6

タイトル別名

中世ドイツバムベルク司教領の研究

タイトル読み

チュウセイ ドイツ バムベルク シキョウリョウ ノ ケンキュウ : カヘイ ケイザイカ ト ジダイ

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注記

著者の博士(経済学)論文(神戸商科大学, 1997.2授与)「中世バムベルク司教領の領主制の研究: 貨幣経済化と現物地代の意義」を基礎としたもの

バムベルク司教領関係史料および文献: p567-589

内容説明・目次

内容説明

11世紀から15世紀にかけて貨幣経済化のなかで中世ドイツ・バムベルク司教領の所領経営はいかに発展したか—。本書は、厖大な土地台帳の詳細な分析を通じて穀物を中心とする現代地代の徴収が中世後期から近世にかけて存続した事実を明らかにし、従来あまり研究されてこなかった領主制の発展、とりわけ生産物地代の意義と貨幣経済の直接的関係を解明する独創的研究。

目次

  • 序章 学説史と研究課題
  • 第1章 司教領の史料伝承と組織
  • 第2章 オーバー・フランケン/バムベルク地域史
  • 第3章 西ヨーロッパ・ドイツ中世貨幣・信用経済の発達と教皇庁の役割
  • 第4章 オーバー・フランケン/バムベルクにおける商品貨幣経済の発展
  • 第5章 11世紀〜14世紀におけるバムベルク司教領の所領経営
  • 第6章 バムベルク司教座聖堂参事会組織の発展と参事会財産収入の変容
  • 第7章 聖堂参事会聖職禄財産全体土地台帳とアムト支配
  • 第8章 年忌奉献寄進財産・オプライの成立と発展
  • 第9章 中世後期の地代形態と貨幣流通
  • 終章 成果と課題

「BOOKデータベース」 より

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