現代政治学
著者
書誌事項
現代政治学
法学書院, 1997.4
新版
- タイトル別名
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Contemporary political analysis
- タイトル読み
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ゲンダイ セイジガク
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注記
各章末: 参考・引用文献
内容説明・目次
内容説明
米ソの東西対立は終焉したが、民族紛争の戦火は絶えない。その上、先進国も発展途上国も、過激派のテロの脅威にさらされている。一方、国内においては、55年体制は崩壊したものの政治改革や行政改革は遅々として進まず、国民の政党不信や政治離れは著しい。我々は今、予想もしなかったような政治的激動の中に生きている。学問もまた時代の子である。この一世紀の間に、政治学の研究対象も、また解明を求められる課題も大きく変化した。比較政治学においても単線的政治発展論への反省から、それぞれの国家において、制度的制約の中で、政治的アクターがいかにその制約に適応し、制度的枠組自体を変えていくかといった政策分析に流れが変っていった。国際化の進行につれ、国際政治学の領域においても、研究対象を単に国家間の関係のみでなく、広く非政府組織や国境を越えた企業活動をも重要な変数として取り入れることが求められるようになってきた。このような政治学の各領域における発展や焦点の移行、さらに新しい研究領域の誕生にともなって、政治学の内容もすっかり変貌した。本書はこのような政治学の発展に応えるべく、現代の政治学の全体像の俯瞰を試みたものである。
目次
- 現代政治学の性格とアプローチ
- 政治思想—イデオロギーを越えて
- 民主主義論
- 政治権力
- 政治制度
- 政党
- 圧力団体
- 選挙と投票行動
- 現代政治とマスコミ
- 行政
- 地方自治
- 比較政治と政治文化
- 市民と政治
- 国際関係論
「BOOKデータベース」 より