最も単純な有機化学反応 : プロトン移動の遷移状態
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最も単純な有機化学反応 : プロトン移動の遷移状態
(シリーズ有機化学の探険)
丸善, 1997.7
- タイトル読み
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モットモ タンジュン ナ ユウキ カガク ハンノウ : プロトン イドウ ノ センイ ジョウタイ
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注記
章末: 参考文献,参考書
索引: p193-201
内容説明・目次
内容説明
有機化学で広く用いられている“直線自由エネルギー関係”という現象ないし考えは、遷移状態を基底状態(始原系と生成系)で記述しようする理論である。化学者が日頃から信じて疑わない“遷移状態”というのはいったい何なのだろう?「遷移状態」は本当に裸の王様ではないのだろうか?もしそれが真の存在であるなら、それを証明するために何をすればよいのか?ほかに反応を記述する理論は存在し得ないのか?真剣に考えてみよう。
目次
- 第1部 化学反応の考察(遷移状態論の基礎;酸、塩基触媒反応;速度論的同位体効果;Marcus理論 ほか)
- 第2部 関係式の誘導(Boltzmann因子;粒子の運動;分配関数;分子の平均飛行速度 ほか)
「BOOKデータベース」 より