世界史とわたし : 文明を旅する
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書誌事項
世界史とわたし : 文明を旅する
(NHKブックス, 800)
日本放送出版協会, 1997.8
- タイトル読み
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セカイシ ト ワタシ : ブンメイ オ タビスル
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内容説明・目次
内容説明
生態学的歴史観(生態史観)にたつとき、「世界の歴史」ないし「歴史における文明」を、どのように理解することができるか。多くの文明論が、西欧を尺度にして、非西欧諸国の位置を比較してきた。しかし、その基準軸をアジアに、日本に移動させて世界を見たらどうなるのか。せめぎ合う民族と国家の時代、転換期の世界の歴史は、どのように捉えられるのか。日本と世界の現実を見据え、現代世界の解読をめざして、思索を続ける梅棹忠夫は、ひとびとの暮らし、社会と文化の総体としての文明、それらに根ざす生きた現実を、積年に亙る踏査成果から描出し、歴史と文明を読むための“手がかり”を提示する。現代日本を代表する独創的思想家による世界史フィールド・ノート。
目次
- 第1部 地球巷談(南アメリカの日系移民;ウクライナ人の運命;黒竜江における文明の衝突;アメリカ独立の故地;ヤングハズバンド卿の足跡 ほか)
- 第2部 地球劇場(琉球王朝;御朱印船と日本人町;メコン・デルタと民族の興亡;アンコール・ワットと祇園精舎;たたかうタイの女性たち ほか)
「BOOKデータベース」 より