からだの自由と不自由 : 身体運動学の展望

書誌事項

からだの自由と不自由 : 身体運動学の展望

長崎浩著

(中公新書, 1379)

中央公論社, 1997.9

タイトル読み

カラダ ノ ジユウ ト フジユウ : シンタイ ウンドウガク ノ テンボウ

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注記

引用文献: p208-210

内容説明・目次

内容説明

若くて健康なら、普段の生活で身体の運動のことなど気にもとめない。ところが私たちの世界は、世界と自己をつなぐ身体運動があって初めて形成されたものなのである。身体の自由を失って気づくのもこのことだ。それなのに身体運動は、たんに意志による操作対象のごとくに扱われてきた。本書は、運動学の実証的研究にもとづき、身体を心身二元論から解放し、空間と時間の経験の中に置き直して、身体を動かすことの意味を考える。

目次

  • 第1章 身体を動かすことの不思議
  • 第2章 世界の見晴らし
  • 第3章 時間の尾根道
  • 第4章 身体の自由と不自由
  • 終章 バーチャル・リアリティのなかの身体

「BOOKデータベース」 より

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