クライスト序説 : 現代文学の開拓者

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クライスト序説 : 現代文学の開拓者

中村志朗著

未来社, 1997.9

タイトル読み

クライスト ジョセツ : ゲンダイ ブンガク ノ カイタクシャ

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初出一覧: 巻末

内容説明・目次

内容説明

ドイツ・ロマン派を代表する劇作家・小説家、ハインリヒ・フォン・クライスト(1777〜1811)。反ナポレオン活動に挺身した国粋的作家という従来のクライスト像を打ち破り、絶対的認識を求める激越な精神と緊密で破格な文体による現代文学の先駆者として、評伝と作品論の両側面から異色の天才作家の本質に迫る意欲作。

目次

  • クライスト略伝
  • 一七九九年の転機
  • 独白と沈黙
  • 錯乱の構図
  • 人形芝居
  • クライストにおける闘いのかたち
  • 『こわれがめ』私記
  • 『サント・ドミンゴ島の婚約』をめぐって
  • クライストの言語遊戯
  • 『ハイルブロンのケートヒェン』あるいはモザイク美女クニグンデの闘い
  • ワンゼー湖畔の幻想
  • クライストの肖像

「BOOKデータベース」 より

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