読むということ : テクストと読書の理論から

書誌事項

読むということ : テクストと読書の理論から

和田敦彦著

(未発選書, 第4巻)

ひつじ書房, 1997.10

タイトル別名

近代日本の小説と読者に関する研究 : 読書論の立場からの表現分析

タイトル読み

ヨム ト イウ コト : テクスト ト ドクショ ノ リロン カラ

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注記

博士学位請求論文『近代日本の小説と読者に関する研究 : 読書論の立場からの表現分析』(早稲田大学, 1997年) に加筆、改訂を加えたもの

索引: p326-330

内容説明・目次

内容説明

読むということはどういうことなのか?読むということは、いくつもの意味で不自由である。その拘束がいかにして出来上がり、強化され、広がってゆくのか、また、私たちの意識にさえのぼらない理解の前提はどこからうまれてくるのか…。ある思考のスタイルが超越的で自明の存在であるという思いこみに揺さぶりをかけ、読みの研究を、閉じた専門領域ではなく、それぞれの領域が互いの関心を対話的に交差させるような場として考える、ジャンルを越境する思考!読書理論のかなたへ。

目次

  • 第1章 読書理論の地平—領土的思考を越えて
  • 第2章 読書行為と言語の効力—ナラトロジーの領土を越えて
  • 第3章 読書行為の生成と変容—テクストと読書パラダイム
  • 第4章 読者、あるいは想像上の集団—解釈集団と規制力
  • おわりに 読書理論の地平—第1章を受けつつ

「BOOKデータベース」 より

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