女性たちのアイルランド : カトリックの「母」からケルトの「娘」へ

書誌事項

女性たちのアイルランド : カトリックの「母」からケルトの「娘」へ

大野光子著

(平凡社選書, 173)

平凡社, 1998.2

タイトル別名

女性たちのアイルランド : カトリックの母からケルトの娘へ

タイトル読み

ジョセイ タチ ノ アイルランド : カトリック ノ「ハハ」カラ ケルト ノ「ムスメ」エ

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注記

『女性たちのアイルランド』略年譜: p267-269

参考文献: p274-279

内容説明・目次

内容説明

近年の世界的なケルトへの関心の高まりは、いったい何を物語るのか。また1997年秋、国民投票で二代つづけて女性大統領を選出したアイルランドとは、どのような社会であり、いかなる可能性と問題点を提起しているのか。本書では、古代ケルト文化の伝統から、カトリックの因習、近代の移民や独立問題、そして現代の文学や大衆文化に至るまで、アイルランドの精神史を「女性」という観点から改めて問い直す。時代と歴史を超えた複合的なケルトの娘たちの「声」に迫ろうとする、ユニークなアイルランド研究の試みである。

目次

  • 序章 アイルランド女性とケルト精神の現在
  • 第1章 古代ケルト神話の女性像
  • 第2章 カトリック教会の女性観
  • 第3章 ジャガイモ大飢饉と移民女性
  • 第4章 ケルトへの回帰
  • 終章 「ケルトの風」を追って

「BOOKデータベース」 より

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