文化と女性
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文化と女性
(日本女性史論集 / 総合女性史研究会編, 7)
吉川弘文館, 1998.4
- タイトル読み
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ブンカ ト ジョセイ
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注記
主要参考文献: p337-339
内容: 1:女性文化の創造, 2:生活と文化, 3:描かれた女性像, 4:自我の確立をめざして
収録内容
- 女歌の成立試論 : 遊行女婦の立場を中心に / 浅野則子 [執筆]
- 紫式部 / 石母田正 [執筆]
- 『とはずがたり』と中世王権 : 院政期の皇統と女流日記をめぐりて / 阿部泰郎 [執筆]
- 旅日記から見た近世女性の一考察 / 柴桂子 [執筆]
- 女猿楽 / 藤木香代子 [執筆]
- 女曲舞の百万 / 脇田晴子 [執筆]
- 平安時代の出産儀礼に関する一考察 / 平間充子 [執筆]
- 近世末期の「桑名日記・柏崎日記」にみられる養育文化 : 子どもの病気を手がかりとして / 皆川美恵子 [執筆]
- 近世商家の主婦の教養生活 : 江戸木綿問屋「佐孝」の妻女の日記 / 入江宏 [執筆]
- 『家の光』にみる農村生活の改善 : 大正一四年~昭和二〇年 / 板垣邦子 [執筆]
- 刺し子にみる女性史 : 山形県の女性を例として / 徳永幾久 [執筆]
- 巫女のイメージ / 黒田日出男 [執筆]
- 秘面の女と露面の女 : 中世女性の「外歩き」 / 保立道久 [執筆]
- 能の中の女性像 / 三宅晶子 [執筆]
- 近世閨秀詩人原采蘋と房総の旅 : 原采蘋研究 その一 / 前田淑 [執筆]
- 石阪美那子の個性と自我形成 / 江刺昭子 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
文化創造の担い手として女性が果たした役割についての研究を振り返るとき、時代によってはいまだ未開拓の分野が多い。本巻では、歌人・作家・芸能者として文化を担った女性たちに加え、生活の場での文化、自我の確立、女性像の描かれ方など、女性と文化の関わりをとらえた論文を収録した。時代の特性のなかで展開した多様な女性文化を考える。
目次
- 1 女性文化の創造
- 2 生活と文化
- 3 描かれた女性像
- 4 自我の確立をめざして
「BOOKデータベース」 より