環境と倫理 : 自然と人間の共生を求めて
著者
書誌事項
環境と倫理 : 自然と人間の共生を求めて
(有斐閣アルマ, Interest)
有斐閣, 1998.8
- タイトル読み
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カンキョウ ト リンリ : シゼン ト ニンゲン ノ キョウセイ オ モトメテ
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注記
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
環境問題が関心を集めるなか、自然と人間の関係はどうあるべきかが問い直されている。自然の価値をいかに認識し、環境問題を考えていくべきだろうか。この問いに対する探究を進める「環境倫理学」の内容を、最新の議論と事例で解説する。
目次
- 第1章 環境問題を倫理学で解決できるだろうか—未来にかかわる地球規模の正義
- 第2章 文明と人間の原存在の意味への問い—水俣病の教訓
- 第3章 化石燃料の枯渇と環境破壊とどちらが先にくるか—廃棄の限界と資源の限界
- 第4章 アマミノクロウサギに代わって訴訟—自然物の権利をもつか
- 第5章 「未来世代に対する倫理」は成立するか—世代間の公正の問題
- 第6章 環境正義の思想—環境保全と社会的平等の同時達成
- 第7章 生物多様性保護の倫理—「土地倫理」再考
- 第8章 自然保護は何をめざすのか—保全/保存論争
- 第9章 環境問題に宗教はどうかかわるか—人間中心から生命中心への「認識の枠組み」の変換
- 第10章 消費者の自由と責任—対環境的に健全な社会を築くために
「BOOKデータベース」 より