書誌事項

笑いと創造

ハワード・ヒベット, 日本文学と笑い研究会編

勉誠出版, 1998.7-2010.12

  • 第1集
  • 第2集
  • 第3集
  • 第4集
  • 第5集
  • 第6集 基礎完成篇

タイトル読み

ワライ ト ソウゾウ

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注記

第3集-第6集の編者: ハワード・ヒベット, 文学と笑い研究会

第1集: 研究文献目録: p353-382

第2集: 研究文献目録: p297-304

第3集: 研究文献目録: p385-402

第4集: 研究文献目録: p287-298

第5集: 研究文献目録: p479-487

第6集: 研究文献目録: p623-641

収録内容

  • 第1集: 欧米文学の笑いと日本文学の笑い / ハワード・ヒベット [著]
  • 李笠翁と日本の戯作者 / 岡晴夫 [著]
  • 俳諧の翻訳 : ロシア篇 / 田村充正 [著]
  • 韓国の笑いと日本の笑い : 『古今笑叢』を中心に / 安宥珍 [著]
  • 最初の台湾笑話集 : 川合真永氏の『台湾笑話集』と江戸小咄との係わり / 陳麗羽 [著]
  • 西鶴浮世草子の笑い / 浅野晃 [著]
  • 西鶴小説の俳趣 / 冨士昭雄 [著]
  • 落語における笑いの生成 / 中込重明 [著]
  • 『画口合種瓢』と『画口合瓢之蔓』 / 中島穂高 [著]
  • 笑いと笑み : 川柳におけるユーモア / 有吉英治 [著]
  • ヤフーの系譜(一) : 猫・河童・家畜人・吉里吉里人 / 内田道雄 [著]
  • 志賀直哉の<笑い> : その特徴と「赤西蠣太」 / 国岡彬一 [著]
  • 近・現代小説における「笑い」の研究のための覚書 : ナンセンスからの出発 / 鈴木貞美 [著]
  • 太宰治の文学と笑い : 序説 / 丸山俊 [著]
  • 「男はつらいよ」偏痴気論 : 登場人物命名法 / 延広真治 [著]
  • 笑いの本質、分類、意義 / 羽鳥徹哉 [著]
  • 第2集: 菊と魚(一) / ハワード・ヒベット [著] ; マーク・ボーラー, 羽鳥徹哉訳
  • メキシコの先住民の笑いについての一考察 / 長谷川ニナ [著]
  • 『仁勢物語』 : パロディと滑稽 / ラウラ・モレッティ [著]
  • 蕉風連句の笑い / 堀切実 [著]
  • 江戸小咄の笑い : 言葉の洒落のはたらき / 鈴木久美 [著]
  • 明治、「世界」を笑う / 中込重明 [著]
  • 英雄を笑う「団団珍聞」の総生寛 : ニュースと史実と演劇と / 杉井和子 [著]
  • 尾崎紅葉「夏小袖」について : 翻案法の考察と舌耕文芸との関連 / 小島佐江子 [著]
  • 井伏鱒二の笑い : 「山椒魚」など / 羽鳥徹哉 [著]
  • ファルスとナンセンス文学 : 坂口安吾「ピエロ伝道者」論 / 小林真二 [著]
  • 太宰治の文学と笑い : 「畜犬談」「十二月八日」について / 丸山俊 [著]
  • 「猫町」の笑い : 萩原朔太郎と水木しげる / 山田吉郎 [著]
  • 第3集: 菊と魚(二) / ハワード・ヒベット [著] ; マーク・ボーラー, 羽鳥徹哉訳
  • イギリス的ユーモアの特性(一) : マザー・グースを中心に / 鈴木紘治 [著]
  • マーク・トウェインのhumanityとhumor / 佐野潤一郎 [著]
  • 英泉画『ぢくちあんどう』 / 中島穂高 [著]
  • 近代語の「〜するがいい」「〜したがいい」形式の用法と笑い / 中田幸子 [著]
  • 曾我廼家五郎の喜劇とモダニズム : 演劇近代化の諸問題 / 日比野啓 [著]
  • 三大喜劇王はいかに笑われたか : 一九二〇年代映画雑誌に見る<笑い>観 / 小林真二 [著]
  • 近代文学史と笑い : 骨皮道人の著作群を例に / 中込重明 [著]
  • 紅葉の翻案と笑い : <性格>より<風俗>へ / 杉井和子 [著]
  • 宇野浩二の笑い : 「龍介の天上」をめぐって : 芥川龍之介との関係から / 増田周子 [著]
  • 牧野信一の文学と笑い / 羽鳥徹哉 [著]
  • 太宰治「人間失格」に於ける笑い(前編) : 「人間失格」はなぜ悲劇として読まれたのか / 丸山俊 [著]
  • 武蔵野のモチーフと笑い : 文学と漫画の間 / 山田吉郎 [著]
  • 笑いを詠む / 平野太朗 [著]
  • 第4集: パロディの復権 / ハワード・ヒベット [著] ; 田口孝夫訳
  • アメリカ人の「ヒューモア」 : ささやかな体験談 / 佐伯彰一 [著]
  • イギリス的ユーモアの特性(二) : マザー・グースを念頭に三書を読む / 鈴木紘治 [著]
  • 笑いとこころ : 「ホメオスタシスの原理」から考える / 井上宏 [著]
  • 異文化コミュニケーションにおけるユーモアの効果 : 英語落語「時うどん」の例 / 大島希巳江 [著]
  • 笑いを観る : ジョークの受容理論 / 浦和男 [著]
  • 日本近代文学のなかの<笑い>と<笑いの喪失> : 二葉亭四迷から花田清輝へ / 綾目広治 [著]
  • 「旧主人」(島崎藤村) における笑い : 絵画的場面から後退してゆく俗の言葉 / 杉井和子 [著]
  • 宇野浩二「さ迷へる蝋燭」の笑い : 今井白楊をモチーフとして / 増田周子 [著]
  • 林不忘「新講談丹下左膳」の笑い : 講談への回帰をめぐって / 小林真二 [著]
  • 笑いの短歌評釈 : 明治期作品を中心に / 山田吉郎 [著]
  • 生と死とユーモア : 笑いによる死の無化は可能か、文学作品の場合 / 羽鳥徹哉 [著]
  • 第5集: 西鶴の浮世 / ハワード・ヒベット [著] ; 田中英史訳
  • 『古今集』物名「わらび」の謎 / 織田正吉 [著]
  • マザー・グース笑い唄考(一) / 鈴木紘治 [著]
  • 「笑う人」 (ホモ・リーデンス) とバフチーン / 川端香男里 [著]
  • 「笑う」という行為 : こころを空っぽに / 井上宏 [著]
  • 一枚漫画と笑い / 浦和男 [著]
  • 「お笑い」分析の二面的アプローチへ : いとしこいし漫才の考察 / ティル・ワインガートナー [著]
  • 昔話の中での笑い : 異質な場面を言葉で結ぶ / 高橋実 [著]
  • ビジネス・コミュニケーションにおける"ユーモア度"と営業成績との関連性 / 大島希巳江 [著]
  • 幸田露伴の遊びと笑い : 根岸党を基点として / 出口智之 [著]
  • 芥川龍之介が見た宇野浩二の<エスプリ・ガウロア> : 「長い恋仲」と滑稽文学者海賀変哲との対比に示された世界 / 鷲崎秀一 [著]
  • 「喜劇」の誕生 : 曾我廼家五郎・十郎の初期の活動 / 日比野啓 [著]
  • 笑いの短歌評釈 : 昭和前期を中心に / 山田吉郎 [著]
  • 佐々木邦のユーモア小説 / 羽鳥徹哉 [著]
  • 中島敦の文学と笑い(上) / 鷺只雄 [著]
  • 『真珠』(坂口安吾)の悲しい笑い / 杉井和子 [著]
  • <笑い>の系譜 : 井伏・太宰・梅崎・安岡 / 関谷一郎 [著]
  • 笑いと思考 : 笑えたかも知れない『死霊』 / 綾目広治 [著]
  • 第6集: 吉原の才人達 / ハワード・ヒベット [著] ; 丸川桂子訳
  • マザー・グース笑い唄考(二) / 鈴木紘治 [著]
  • 笑う<わたし> : チェーザレ・ザヴァッティーニの初期文学作品における<わたし> / 石田聖子 [著]
  • 韓国の「肉談」の笑い : 『古今笑叢』を中心として / 曺喜澈 [著]
  • 笑いが元気の「気」をめぐらせる / 井上宏 [著]
  • 大笑いとほほえみ / 原田純 [著]
  • 笑いの橋脚と架橋 : その受容と変容の身体性 / 山口政信 [著]
  • 笑いのネタについての認知語用的研究 / 肖伝国, 劉俊 [著]
  • 規範ズレ+α型ネタについて : 現代笑芸分析授業ノートより / 小林真二 [著]
  • 佛教と笑いについて : 日蓮のユーモアについて考える / 渡邊寶陽 [著]
  • 良寛の笑い / 高橋玲司 [著]
  • 近世前期怪異小説と笑い / 佐伯孝弘 [著]
  • 秋田山北の前句と西馬音内盆踊の地口 / 堀切実 [著]
  • 国木田独歩と笑い : 「上等ポンチ」と「米国一口噺」 / 浦和男 [著]
  • 根岸党の旅と文学 : 『草鞋記程』の成立考証から / 出口智之 [著]
  • 滑稽小説としての「明暗」 / 細谷博 [著]
  • 老いと笑い : 内田百間 / 綾目広治 [著]
  • 中島敦の文学と笑い(下) / 鷺只雄 [著]
  • 遠藤周作の笑い / 羽鳥徹哉 [著]
  • 金馬・正蔵はなぜセコと言われたか : 昭和戦後期落語についての一考察 / 日比野啓 [著]
  • 藤子・F・不二雄の笑い : ギャグからユーモアへ / 有吉英治 [著]
  • 笑いの短歌評釈 : 戦後作品をめぐって / 山田吉郎 [著]

内容説明・目次

巻冊次

第4集 ISBN 9784585031437

目次

  • パロディの復権
  • アメリカ人の「ヒューモア」—ささやかな体験談
  • イギリス的ユーモアの特性(二)—マザー・グースを念頭に三書を読む
  • 笑いとこころ—「ホメオスタシスの原理」から考える
  • 異文化コミュニケーションにおけるユーモアの効果—英語落語「時うどん」の例
  • 笑いを観る—ジョークの受容理論
  • 日本近代文学のなかの「笑い」と「笑いの喪失」—二葉亭四迷から花田清輝へ
  • 「旧主人」(島崎藤村)における笑い—絵画的場面から後退してゆく俗の言葉
  • 宇野浩二「さ迷へる蝋燭」の笑い—今井白楊をモチーフとして
  • 林不忘「新講談 丹下左膳」の笑い—講談への回帰をめぐって
  • 笑いの短歌評釈—明治期作品を中心に
  • 生と死とユーモア—笑いによる死の無化は可能か、文学作品の場合
  • 研究文献目録(四)
  • 笑い・お笑い・サブカルチャー
巻冊次

第1集 ISBN 9784585040361

目次

  • 笑い—比較関係(欧米文学の笑いと日本文学の笑い;韓国の笑いと日本の笑い ほか)
  • 笑い—近世関係(落語における笑いの生成;笑いと笑み ほか)
  • 笑い—近代関係(ヤフーの系譜—猫・河童・家畜人;近・現代小説における「笑い」の研究のための覚え書き ほか)
  • 笑い—基礎理論(笑いの本質、分類、意義)
巻冊次

第2集 ISBN 9784585040378

内容説明

本書では、笑いの研究を通して、あるべき日本の姿を探っている。整理した時に、笑いは創造と至福をもたらす可能性を潜在させる。その可能性が実現するのは、正しい整理があって、しかもその整理が忘れられた時である。目的の一つは、忘れられるための正しい整理と理論を提示するところにある。

目次

  • 菊と魚(一)
  • メキシコの先住民の笑いについての一考察
  • 『仁勢物語』—パロディと滑稽
  • 蕉風連句の笑い
  • 江戸小咄の笑い—言葉の洒落のはたらき
  • 明治、「世界」を笑う
  • 英雄を笑う「団団珍聞」の総生寛—ニュースと史実と演劇と
  • 尾崎紅葉「夏小袖」について—翻案法の考察と舌耕文芸との関連
  • 井伏鱒二の笑い—「出椒魚」など
  • ファルスとナンセンス文学—坂口安吾「ピエロ伝道者」論
  • 太宰治の文学と笑い—「畜犬談」「十二月八日」について
  • 「猫町」の笑い—萩原朔太郎と水木しげる
巻冊次

第3集 ISBN 9784585040545

目次

  • 菊と魚(二)
  • イギリス的ユーモアの特性(一)—マザー・グースを中心に
  • マーク・トウェインのhumanityとhumor
  • 英泉画『ぢくちあんどう』
  • 近代語の「〜するがいい」「〜したがいい」形式の用法と笑い
  • 曾我廼家五郎の喜劇とモダニズム:演劇近代化の諸問題
  • 三大喜劇王はいかに笑われたか—一九二〇年代映画雑誌に見る「笑い」観
  • 近代文学史と笑い—骨皮道人の著作群を例に
  • 紅葉の翻案と笑い—「性格」より「風俗」へ
  • 宇野浩二の笑い—「龍介の天上」をめぐって 芥川龍之介との関係から
  • 牧野信一の文学と笑い:太宰治「人間失格」における笑い(前編)—「人間失格」はなぜ悲劇として読まれたのか
  • 武蔵野のモチーフと笑い—文学と漫画の間
  • 笑いを詠む

「BOOKデータベース」 より

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