生命倫理学講義 : 医学・医療に何が問われているか
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書誌事項
生命倫理学講義 : 医学・医療に何が問われているか
日本評論社, 1998.9
- タイトル別名
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Lectures on bioethics
- タイトル読み
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セイメイ リンリガク コウギ : イガク イリョウ ニ ナニ ガ トワレテ イルカ
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注記
監修: 斎藤隆雄
執筆: 高瀬昭治ほか
参考文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
体外受精、臓器移植、遺伝子治療、胎児診断などの先進医療を臨床に応用することの是非、臨床治験、脳死、がん告知、患者の権利、インフォームド・コンセント、安楽死など、生命を扱う医療が抱える問題点は多々ある。しかしながら、これらの問題の多くはいまだ解決されておらず、医療を担うものは医療をどのように実践するべきか、医療を実践する側のあり方、医の倫理を確立することが求められている。本書は、医学生、医師のみでなく、医療にたずさわられる方々、そして生命倫理に関心をお持ちの方々にとって、生命倫理学の入門書として、また、現在の医療のあり方、問題の本質を知る一助となるもので、徳島大学医学科の講義を整理したものである。
目次
- 1 社会的存在としての人間から医療行為をみる—求められる豊かなイマジネーションと感性
- 2 医療過誤と患者の権利—医療事故相談センターの実践から
- 3 インフォームド・コンセント—法と判例理論からの検証
- 4 臓器移植とヒト革命—文明としての医療テクノロジーの行方
- 5 遺伝子改変動植物と生態系—「人間一人勝ち」の世界に未来はあるか?
- 6 産まない権利と産む権利—生殖医療のもたらす可能性と限界
- 7 臨床試験はどうあるべきか—被験者・患者のおかれる立場
- 8 医学と戦争—いま、医学界に問われていること
- 9 在宅医療—生命倫理から考える
- 10 死と医療—医療人類学からの提言
「BOOKデータベース」 より