唯脳論
著者
書誌事項
唯脳論
(ちくま学芸文庫, [ヨ-5-1])
筑摩書房, 1998.10
- タイトル読み
-
ユイノウロン
大学図書館所蔵 件 / 全168件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
底本: 「唯脳論」(青土社, 1989年9月刊)
引用文献: p257-258
内容説明・目次
内容説明
文化や伝統、社会制度はもちろん、言語、意識、そして心…あらゆるヒトの営みは脳に由来する。「情報」を縁とし、おびただしい「人工物」に囲まれた現代人は、いわば脳の中に住む—脳の法則性という観点からヒトの活動を捉え直し、現代社会を「脳化社会」と喝破。さらに、脳化とともに抑圧されてきた身体、禁忌としての「脳の身体性」に説き及ぶ。発表されるや各界に波紋を投げ、一連の脳ブームの端緒を拓いたスリリングな論考。
目次
- 唯脳論とはなにか
- 心身論と唯脳論
- 「もの」としての脳
- 計算機という脳の進化
- 位置を知る
- 脳は脳のことしか知らない
- デカルト・意識・睡眠
- 意識の役割
- 言語の発生
- 言語の周辺
- 時間
- 運動と目的論
- 脳と身体
「BOOKデータベース」 より