階級・国家・世界システム : 産業と変動のマクロ社会学

書誌事項

階級・国家・世界システム : 産業と変動のマクロ社会学

山田信行著

(MINERVA社会学叢書, 6)

ミネルヴァ書房, 1998.11

タイトル読み

カイキュウ コッカ セカイ システム : サンギョウ ト ヘンドウ ノ マクロ シャカイガク

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注記

参考文献: p217-230

内容説明・目次

内容説明

本書は、労働運動史を経済的階級関係である労使関係の歴史展開まで包含し、それらに規定された社会変動をも射程にいれた科学として構想した『労使関係の歴史社会学』(ミネルヴァ書房・1996年)の続編である。前著で提示した方法・理論の枠組みをもとに、グローバル・ジャパナイゼーション、ネオ・コーポラティズム、福祉国家、といった現代的論争に独自の視点から一石を投じ、提示する理論の妥当性、恒久性を追求する。必要に応じて前著の基本的モティーフを解説しており、本書から前著にも進める構成となっている。

目次

  • 第1部 階級と歴史(階級関係は説明原理たりうるか—階級分派・ジェンダー・エスニシティ;レギュラシオン学派の歴史認識—「ポスト・フォーディズム」論争と「日本的特殊性」 ほか)
  • 第2部 社会変動と国家(ネオ・コーポラティズム概念は有効か—日本におけるその適用可能性;福祉国家形成における差異と偏差—何を差異とすべきなのか ほか)
  • 第3部 世界システムの動態と趨勢(半周辺社会と後発性—NIEs論としての日本資本主義論争;半周辺社会の社会発展—NIEs形成の社会的差異 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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