渋沢家三代
著者
書誌事項
渋沢家三代
(文春新書, 015)
文芸春秋, 1998.11
- タイトル別名
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渋沢家三代
- タイトル読み
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シブサワケ サンダイ
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注記
主要参考引用文献: p282-287
渋沢家関係略年譜: p290-294
内容説明・目次
内容説明
わが国に資本主義を産み落とし根づかせた栄一、それを継承し育んだ嫡孫・敬三。その狭間にあって廃嫡の憂き目にあった篤二。勤勉と遊蕩の血が織りなす渋沢家の人間模様をたどることは、拝金思想に冒されるはるか以前の「忘れられた日本人」の生き生きとした息吹を伝えることにも重なる。この一族は、なにゆえに「財なき財閥」と呼ばれたのか。なぜ実業家を輩出しなかったのか。いま新たな資料を得て、大宅賞受賞作家が渋沢家三代の謎を解き明かす。
目次
- プロローグ 「財なき財閥」の誇り
- 第1章 藍玉の家
- 第2章 パリの栄一
- 第3章 家法制定
- 第4章 畏怖と放蕩
- 第5章 壮年閑居
- 第6章 巨星墜つ
- 第7章 にこやかなる没落
- エピローグ 深谷のブッデンブローク家
「BOOKデータベース」 より