現代絵画入門 : 二十世紀美術をどう読み解くか

Bibliographic Information

現代絵画入門 : 二十世紀美術をどう読み解くか

山梨俊夫著

(中公新書, 1458)

中央公論社, 1999.1

Other Title

現代絵画入門 : 二十世紀美術をどう読み解くか

Title Transcription

ゲンダイ カイガ ニュウモン : ニジッセイキ ビジュツ オ ドウ ヨミ トク カ

Available at  / 263 libraries

Note

引用文献一覧: p225-227

Description and Table of Contents

Description

現代絵画はむずかしいと言われる。なぜか。ひとえに、絵が外界を忠実に写すことをやめ、画家の欲望に従って絵画自体の要求に応えていくようになったからである。変貌を続ける現代の絵画も、その仕組みを知れば豊かに語りかけてくる。画家の欲望とは、絵画の要求とは何か。本書は、マティス、カンディンスキーらを経て、ロスコ、キーファーに至る多彩な作品をたどりつつ、四つの視点から絵画の根幹を解き明かそうとする試みである。

Table of Contents

  • 第1章 絵の変身—絵画の自立(ドラクロワとモンドリアンの落差;絵自身の登場 ほか)
  • 第2章 場としての美術—絵画の向こう(「地」から「場」へ;絵画の向こう ほか)
  • 第3章 イメージの崩壊と再生—リアリズムの変容(歪められる人間像;都市の生理—キルヒナー ほか)
  • 第4章 モダニズム絵画の論理(モダニズムの射程;絵画のモダニズム ほか)

by "BOOK database"

Related Books: 1-1 of 1

  • 中公新書

    中央公論社 1962-

    Available at 1 libraries

Details

Page Top