巣鴨プリズン : 教誨師花山信勝と死刑戦犯の記録
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書誌事項
巣鴨プリズン : 教誨師花山信勝と死刑戦犯の記録
(中公新書, 1459)
中央公論社, 1999.1
- タイトル読み
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スガモ プリズン : キョウカイシ ハナヤマ シンショウ ト シケイ センパン ノ キロク
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注記
巣鴨プリズン関連年表: p382-386
参考文献: p387-392
内容説明・目次
内容説明
敗戦直後、連合国軍によって巣鴨プリズンと名づけられた巣鴨拘置所に、数多くの人々が「戦争犯罪人」として収容された。ここの初代戦犯教誨師となった花山信勝は、彼らと接し、三四名の死刑囚の最期を看とった。東条英機、広田弘毅、そして若いBC級戦犯たちを見送る懊悩の日々の中、彼はこの過酷な任務をいかにとらえ、戦争犯罪をどううけとめて教導活動にあたったのか。回想をもとに心の軌跡を辿り、太平洋戦争について考える。
目次
- 第1章 混乱と糾弾
- 第2章 つのる収容者のいらだち
- 第3章 教誨師の決断
- 第4章 懊悩の日々なおも
- 第5章 遺書の朗読
- 第6章 A級処刑と新聞報道
- 第7章 きょうも人が死ぬ日にて候
- 終章 孤独の影
「BOOKデータベース」 より