近代中国と海関
著者
書誌事項
近代中国と海関
名古屋大学出版会, 1999.1
- タイトル別名
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China and the maritime customs system in modern times
- タイトル読み
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キンダイ チュウゴク ト カイカン
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注記
英文要旨のタイトル: China and the maritime customs system in modern times
引用文献目録: 巻末p45-70
内容説明・目次
内容説明
西洋と中国の邂逅、近代中国の辿った道。中国と西洋との交渉の場であった海関制度を軸として、16から20世紀にわたる中国の国家構造とその変遷を、西洋近代モデルによる枠組を批判しつつ実証的に解明。
目次
- 緒論 明末清初より国民政府へ
- 前篇 清末洋関の起源(市舶司から海関へ—明清易姓と中国対外体制の再編;清代西洋貿易の徴税機構—保商制度を中心として;清末粤海関の展開—広州における洋関設立;江海関と外国人税務司制度の創設 ほか)
- 後篇 洋関の展開と中国近代の財政経済(清末における総税務司の成立について;清末財政と借款の展開—洋税と中央財政の創出;北洋軍閥時期における総税務司の役割—関税収入と内外債を中心に;1920年代中国の内債問題 ほか)
「BOOKデータベース」 より