土地を読みかえる家族 : オーストリア・ケルンテンの歴史民族誌

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土地を読みかえる家族 : オーストリア・ケルンテンの歴史民族誌

森明子著

新曜社, 1999.2

タイトル読み

トチ オ ヨミカエル カゾク : オーストリア・ケルン テン ノ レキシ ミンゾク シ

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注記

資料・統計資料・参照文献: 巻末px-xvii

著者の学位請求論文「農村社会の名誉と住民意識 : オーストリア・ケルンテン州N教区の民族誌」(筑波大学大学院歴史・人類学研究科, 1997.1提出)のひとつの章を削り, 約8割の長さに縮小したもの

内容説明・目次

内容説明

大規模な経済システムと交通しつつ、「ローカルの世界」を境界づけ再構築しようと努めるヨーロッパ農村住民のいとなみ。オーストリア・ケルンテン州N教区でのフィールドワークをもとに、人びとのローカルな経済活動、名誉と価値意識、その文化の意味を、歴史性と個別性の両面から見事に描き出した動態的な民族誌。

目次

  • 序論(ヨーロッパの民族誌を書くこと;N教区)
  • 第1部 ローカルの経済システム(イディオムとしてのエステイト;エステイトの周辺を生きる住民;現代世界のなかの農村)
  • 第2部 ローカルの意味世界(人格(パーソン)の表象としてのバウアー;hausen(ハウゼン)—動詞としてのハウス;世帯間関係としてのファミリエとハウス;墓地にみるハウスとファミリエ)
  • 結論(結論)

「BOOKデータベース」 より

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