韓国現代政治の条件
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書誌事項
韓国現代政治の条件
(韓国の学術と文化, 1)
法政大学出版局, 1999.3
- タイトル別名
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The political structure and change in contemporary Korea
The theory of Korea's democracy
韓国現代政治の構造と変化
韓国民主主義の理論
- タイトル読み
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カンコク ゲンダイ セイジ ノ ジョウケン
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韓国現代政治の条件
1999
限定公開 -
韓国現代政治の条件
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注記
欧文タイトルは標題紙裏の記述による
付: 崔章集と「民主主義」: p363-374
本書は「韓国現代政治の構造と変化」(カチ社, 1989)と「韓国民主主義の理論」(ハンギル社, 1993)の2冊の著作から韓国政治の現実を分析した内容のものを選び1冊に編集した
内容説明・目次
内容説明
南北に分断された国家・社会という制約条件のもとで、韓国はどのように民主主義を発展させることができるか。著者自らが永年問い続けてきたテーマに対する解答であり、韓国の現代政治を理論的に理解する上での基本文献。アメリカ政治学の諸概念、グラムシを起点とするネオマルクス主義理論、シュミッターらの独裁から民主主義への移行理論などを検討・適用しつつ、全斗煥・盧泰愚政権から金泳三政権成立までの時期を対象に、軍部権威主義の起源・構造・機能を分析、他方、これに対峙してきた民主化運動の展開を跡づけ、その論理と性格を明らかにする。
目次
- 第1章 過大成長国家の形成と政治的亀裂の展開
- 第2章 米軍政下・国家多元主義の形成と政治的亀裂の歴史的起源
- 第3章 韓国社会の政治イデオロギー構造
- 第4章 地域感情の政治的機能
- 第5章 支配イデオロギーの構造・機能・変化
- 第6章 軍部権威主義的体制の内部矛盾と変化のダイナミックス
- 第7章 民主化の二つの概念—手続き的民主主義と実質的民主主義
- 第8章 民主主義への移行—台湾との比較
- 第9章 韓国労働者階級の政治勢力化問題—1987‐1992
- 第10章 韓国民主主義の理論と実践
「BOOKデータベース」 より