食べられる言葉
著者
書誌事項
食べられる言葉
(叢書・ウニベルシタス, 624)
法政大学出版局, 1999.5
- タイトル別名
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La parole mangée et autres essais théologico-politiques
- タイトル読み
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タベラレル コトバ
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注記
原著 (Paris : Méridiens Klincksieck, 1986) の全訳
内容説明・目次
内容説明
イソップやラ・フォンテーヌ、ペローの作品、あるいはルイ14世の肖像画を記号論的手法で自在に読み解き、ロゴスとエロスと食物が境を接する物語の場で、言葉が食物になり、食物が言葉になる記号の変化のプロセスを鮮やかに描き出す。身体=口承性としての言語活動の哲学的考察。
目次
- 1 食べられる言葉—または記号によって捉えられた聖体
- 2 食べる、話す、書く…(『ロバの皮』または口承性;動物‐寓話 ほか)
- 3 妖精たちの料理—またはペローの童話における料理の記号(理論的な食前酒;焼いたブーダン—または遂行動詞の逸脱(『愚かな願いごと』) ほか)
- 4 王の身体(王の栄光の身体とその肖像;悲壮な身体とその医師『ルイ十四世の健康日誌』について)
「BOOKデータベース」 より