書誌事項

技術としての身体

野村雅一, 市川雅編

(叢書・身体と文化, 1)

大修館書店, 1999.6

タイトル読み

ギジュツ トシテノ シンタイ

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注記

参考文献, 文献等の註: 章末

内容: 序論: , 第I部: 感覚と身体訓練(「生命の息づかい、交歓の恩寵」-「眩暈の時」), 第II部: 身体の秩序と逸脱の技術(「抑圧の技術」-「民族の象徴としての身体」), 第III部: 日常動作の組織と構造(「舞踏・武術・宗教儀礼」-「座の文化と安楽な姿勢」), 第IV部: 芸能と身体技法(「ダンス・イベントにおけるジェスチャーの諸レベル」), 第V部: アルスアマトリアと性愛理論(「親と子の絆」-「女性・身体・セクシュアリティー」), カレイドスコープ(「厚い化粧に羞恥を隠し」-「春画の笑ひ」), 執筆者紹介

収録内容

  • 技術としての身体 : 二〇世紀の研究史から / 野村雅一 [執筆]
  • 生命(いのち)の息づかい、交歓の恩寵 : ジャマイカのリヴァイヴァリストの儀礼パフォーマンスの事例より / 柴田佳子 [執筆]
  • 感覚教育 : グーツムーツの感覚訓練を中心に / 山本徳郎 [執筆]
  • 眩暈の時 : 知覚の変容と意味の喪失 / 山本誠 [執筆]
  • 抑圧の技術 : 女性の性器加工とその論理 / 小川了 [執筆]
  • 症状・文化・模倣 : シャルコーの大催眠理論とヒステリーの身体 / 江口重幸 [執筆]
  • 民族の象徴としての身体 : 人種神話への決別 / 片山一道 [執筆]
  • 舞踏・武術・宗教儀礼 : 芸能と祭りの身体論へ / 河野亮仙 [執筆]
  • はたらく者のみなりと身体の分節 / 近藤雅樹 [執筆]
  • オリエント三態 : 眠り、流浪、グロテスク / 山口惠理子 [執筆]
  • 座の文化と安楽な姿勢 / 野村雅一 [執筆]
  • ダンス・イベントにおけるジェスチャーの諸レベル / アレグラ・フラー・スナイダー [執筆] ; 澤田昌人, 野村雅一訳
  • 親と子の絆 / 栗田博之 [執筆]
  • 性文化と身体 / 須藤健一 [執筆]
  • 女性・身体・セクシュアリティー : 北インド農村の事例から / 八木祐子 [執筆]
  • 厚い化粧に羞恥を隠し / 鵜飼正樹 [執筆]
  • 全知全能の神は笑うか? / 谷泰 [執筆]
  • 春画の笑ひ / 早川聞多 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

身体は、生まれながらに与えられたものではなく、文化的に形成されるひとつの根源的技術、しかけである。本巻では人間の感覚の様態そのものからはじめて、身体技術のさまざまな断面とそれらの社会・文化的な意味を検証する。

目次

  • 第1部 感覚と身体訓練
  • 第2部 身体の秩序と逸脱の技術
  • 第3部 日常動作の組織と構造
  • 第4部 芸能と身体技法
  • 第5部 アルスアマトリアと性愛理論

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA41422618
  • ISBN
    • 4469163414
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    447p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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