開発援助の実像 : フィリピンから見た賠償とODA
著者
書誌事項
開発援助の実像 : フィリピンから見た賠償とODA
亜紀書房, 1999.6
- タイトル別名
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Japan's reparations and development aid : views from the Philippines
- タイトル読み
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カイハツ エンジョ ノ ジツゾウ : フィリピン カラ ミタ バイショウ ト ODA
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注記
ホセ・P・ラウレルなどの肖像あり
フィリピン・日本関係年表: p265-271
参考・関連文献: 巻末p1-7
内容説明・目次
内容説明
数々の貴重な証言から浮かびあがる不透明なヒト・モノ・カネの流れ。戦前・戦後を貫く構図とは何か、本当に潤ったのは誰か、これはアジア共通の宿痾なのか。
目次
- プロローグ 「連続性」と「非連続性」で比日関係を読み解く
- 1 戦前・戦後をつらぬく比日の人脈—ラウレル家と日本
- 2 比日ですれ違う「賠償」の性格づけ—あるフィリピン外交官の回想
- 3 長びいた対日講和条約締結と賠償交渉の舞台裏—1945年から56年
- 4 賠償の光と闇—1956年から76年
- 5 フィリピン側のマネー・ルート—1966年から76年
- 6 円借款事業執行官の果たした役割—1972年から88年
- 7 マルコス資産を追って—1986年から続く長期裁判
- 8 日本の経済協力とラモス政権—“透明性”の確保を目ざして
- エピローグ これからのフィリピンと日本
「BOOKデータベース」 より