これが生物学だ : マイアから21世紀の生物学者へ
著者
書誌事項
これが生物学だ : マイアから21世紀の生物学者へ
シュプリンガー・フェアラーク東京, 1999.6
- タイトル別名
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This is biology : the science of the living world
- タイトル読み
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コレ ガ セイブツガク ダ : マイア カラ 21セイキ ノ セイブツ ガクシャ エ
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注記
参考文献: p309-320
内容説明・目次
内容説明
本書は、すでに90歳を越えた著者がまったく新しく書き下ろした、生物学の歴史と現状とそして未来を語ったものである。生物学の特質はなにか、物理科学とはどのように異なるか、それは自律的な学問であるか、われわれ自身やわれわれの倫理についてなにを教えてくれるか、など、著者が長年にわたって蓄え培ってきた知識と哲学が驚くほどの若々しさで語られている。さらに、生物学で問われる「なにが」、「いかに」、「なぜ」という三つの問いを具体的に明示するために、多様性生物学、発生生物学そして進化生物学について、これまで用いられてきた概念や方法論に照らしてその特性が述べられる。
目次
- 1章 「生命」の意味するもの
- 2章 科学とは何か
- 3章 科学は自然界をどう説明するか
- 4章 生物学は生物世界をどう説明するか
- 5章 科学は進歩するか
- 6章 生命科学はどのような構造を持っているか
- 7章 質問「何が」:生物多様性の研究
- 8章 質問「いかに」:新しい個体の形成
- 9章 質問「なぜ」:生物進化
- 10章 生態学は何を問うか
- 11章 ヒトはどこで進化に適合するか
- 12章 進化は倫理を説明できるか
「BOOKデータベース」 より