考古学と動物学
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考古学と動物学
(考古学と自然科学 / 加藤晋平, 藤本強企画・監修, 2)
同成社, 1999.7
- Title Transcription
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コウコガク ト ドウブツガク
Access to Electronic Resource 1 items
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考古学と動物学
1999
Limited -
考古学と動物学
Available at / 154 libraries
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Hokkaido University, Library, Graduate School of Science, Faculty of Science and School of Science図書
DC21:930.1/KOK/22070549538
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Note
はじめに(西本豊弘)
参考文献: 各章末
Contents of Works
- 動物考古学の方法 / 西本豊弘 [執筆]
- 動物依存体の取り扱い方 / 松井章 [執筆]
- 哺乳類の骨の分類 / 西本豊弘 [執筆]
- 鳥類 / 新美倫子 [執筆]
- 魚類 / 樋泉岳二 [執筆]
- 貝類 / 富岡直人 [執筆]
- 昆虫 / 森勇一 [執筆]
- 寄生虫 / 金原正明 [執筆]
- 家畜 : その1 : イヌ・ブタ・ニワトリ / 西本豊弘 [執筆]
- 家畜 : その2 : ウマ・ウシ / 久保和士, 松井章 [執筆]
Description and Table of Contents
Description
本書は、動物考古学の概説書である。動物考古学は、人間が動物をどのように扱っていたかということを通して人間の生活を考える考古学の一分野である。遺跡から出土する骨は、魚類から爬虫類・鳥類・哺乳類まで多様である。さらに貝殻や人間の骨も含まれる。そのように考えると、動物考古学の対象とする研究分野は生物界全体ともいえるもので、非常に広大なものとなる。また、研究対象となる動物骨は、近年では日本の江戸時代など近世以降のものも対象となり、動物骨の出土量は膨大なものとなってきた。現在、貝殻から哺乳類までの多くの資料を、ごく少数の研究者で分類・研究している状況である。これは、日本だけではなく、他の諸外国でも同様である。動物考古学には、まだ百年程度の研究史しかないので、その研究方法も確立しているわけではない。出土した骨から情報をどのように引き出すか、まだ十分な研究が行われている状況ではない。このような研究状況の中で、本書では貝殻・昆虫・魚類・鳥類・哺乳類・寄生虫・家畜の項目に分けて、分類方法や研究方法について各分担者がまとめた。
Table of Contents
- 動物考古学の方法
- 動物遺存体の取り扱い方
- 哺乳類の骨の分類
- 鳥類
- 魚類
- 貝類
- 昆虫
- 寄生虫
- 家畜(イヌ・ブタ・ニワトリ;ウマ・ウシ)
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