フランスの解体? : もうひとつの国民国家論
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フランスの解体? : もうひとつの国民国家論
人文書院, 1999.10
- タイトル読み
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フランス ノ カイタイ : モウヒトツ ノ コクミン コッカロン
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内容説明・目次
内容説明
「フランス・イデオロギー」とは何か。「人権」や「自由・平等・友愛」はフランス共和政の国家イデオロギーであった。フランス革命以降に形成された国民国家の諸装置や文明・文化概念は、68年の五月革命や89年以後のヨーロッパ統合=グローバル化の中で、どのような葛藤を経験し変容を迫られているか。ポスト国民国家の時代に向けた「フランス」の大胆な脱構築、衝撃のフランス論。
目次
- フランス文化への疑い
- フランス・イデオロギーをめぐって
- パリ・1968年5月の記録
- 1968年5月 壁の言葉
- 革命200年のパリ、そして日本
- フランス革命の功罪
- フランス革命200年とリン・ハント
- ハイチ革命とフランス革命
- ナショナリティ概念をこえて—欧州連合とポスト国民国家時代の可能性
- 多文化主義の観点からみたヨーロッパ統合—地域と移民の問題を中心に
- 欧州連合と文化摩擦
- 多文化主義とアジア
- 現代における「翻訳」の問題—いま仏和辞典を作ることは何を意味するか
- フランス的明晰とは何か—言語と精神
「BOOKデータベース」 より