被服行動の社会心理学 : 装う人間のこころと行動
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被服行動の社会心理学 : 装う人間のこころと行動
(シリーズ21世紀の社会心理学, 8)
北大路書房, 1999.11
- タイトル読み
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ヒフク コウドウ ノ シャカイ シンリガク : ヨソオウ ニンゲン ノ ココロ ト コウドウ
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注記
監修: 高木修
文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
本書では、被服に関する着用目的のなかで、とくに社会・心理的目的に焦点をあわせ、その目的を実現するためにとられるさまざまな行動、すなわち被服に関する人間の行動(被服行動)を究明したいと思います。その方法として、社会・心理的目的を実現するための被服に一般的に認められる、次のような3つの社会・心理的機能に着目します。第一は被服によって自分自身を確かめ、強め、また変えるという「自己の確認・強化・変容」機能、第二は被服によって他者に何かを伝えるという「情報伝達」機能、第三は被服によって他者との行為のやりとりを調整するという「社会的相互作用の促進・抑制」機能です。
目次
- 第1部 被服と社会的存在としての個人(被服による自己の規定;自己意識と着装行動 ほか)
- 第2部 被服と人的コミュニケーション(N.V.C.の一手段としての被服—被服の情報伝達機能をめぐって;被服によるジェンダーの表示—性の商品化をめぐって ほか)
- 第3部 被服と対人関係・対人行動(被服と対人行動;制服と対人行動 ほか)
- 第4部 被服に関する集合・社会現象(ティーン・エイジャーとファッション—中・高校生の日常生活とファッションをめぐって;若者とファッション ほか)
「BOOKデータベース」 より