書誌事項

初期アルファベットの歴史

ヨセフ・ナヴェー著 ; 津村俊夫, 竹内茂夫, 稲垣緋紗子訳

(りぶらりあ選書)

法政大学出版局, 2000.7

タイトル別名

Early history of the alphabet : an introduction to West Semitic epigraphy and palaeography

タイトル読み

ショキ アルファベット ノ レキシ

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注記

原著第2版 (Magnes Press, c1987) の全訳

内容説明・目次

内容説明

文字を書くことは話し言葉を体系的に記述するために図記号を使用することであり、初期の文字は語あるいは音節を表わす数多くの絵文字から成り立っていた。この文字記号の数を最低限に減らすこと、それがつまりアルファベットの案出であった。ギリシア・ローマ時代に導入され西洋文明の展開に重要な役割を果たしてきたアルファベット文字の発達の歴史を、紀元前1700年頃のその発端にまで遡り、近代文字として具体化するまでの道のりをたどるもので、西セム語の碑銘学・古文書学への入門書として、読者を古代のロマンに誘う。

目次

  • 1 序章(碑文と写本;碑銘学と古文書学;文字と書体の発展;セム諸語と諸文字)
  • 2 セム文字の出現(背景;アルファベットの始まり)
  • 3 南セム文字
  • 4 西セム文字(フェニキア文字;ヘブル文字;アラム文字;フェニキア文字、ヘブル文字、アラム文字の形状の比較;イスラエルの近隣の諸文字;ヘブル文字からユダヤ文字への変化)
  • 5 アラム文字から生まれ出た諸文字(イラン圏におけるアラム文字;東方におけるアラム文字;ナバテア文字と、アラビア文字の誕生;ユダヤ文字)
  • 6 ギリシア文字アルファベットの古さ

「BOOKデータベース」 より

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