修験がつくる民俗史 : 鮭をめぐる儀礼と信仰
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修験がつくる民俗史 : 鮭をめぐる儀礼と信仰
(日本歴史民俗叢書)
吉川弘文館, 2000.9
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シュゲン ガ ツクル ミンゾクシ : サケ オ メグル ギレイ ト シンコウ
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Note
引用・参考文献: p270-284
Description and Table of Contents
Description
日本各地には、ややもすると看過されがちな素朴な民俗が夥しく存在する。その一つ一つが庶民生活の様々な位相の中で特別な意味と意図をもって形作られ、今日まで連綿と伝えられてきた。本書は、サケにまつわる儀礼と伝承を通して、里修験者などの民間宗教者と民俗との関わりを探り、宗教が民俗の形成と再編に果たしてきた役割を明らかにする。
Table of Contents
- 序論(本研究の課題と視角;本研究の対象と方法)
- 本論(ハツナギリ儀礼と修験者—新潟県岩船郡山北町大川郷;又兵衛祭りと修験者—岩手県宮古市津軽石;サケの明神祭と神官—新潟県北魚沼郡小出町四日町;大日祭と「大日如来を持たる百姓」—山形県最上郡真室川町大沢小国;初卯祭と天台開基の真言の寺—千葉県香取郡山田町山倉)
- 結論—民俗の形成と伝播に関わる宗教者(サケ儀礼の形成と伝播に関わる宗教者;サケにまつわる「石」の民俗と宗教者;サケをめぐる弘法伝説にあらわれる宗教者;サケの黒焼き儀礼にあらわれる宗教者;「サケのオースケ譚」にあらわれる宗教者)
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