偶然性・アイロニー・連帯 : リベラル・ユートピアの可能性
著者
書誌事項
偶然性・アイロニー・連帯 : リベラル・ユートピアの可能性
岩波書店, 2000.10
- タイトル別名
-
Contingency, irony, and solidarity
偶然性アイロニー連帯 : リベラルユートピアの可能性
- タイトル読み
-
グウゼンセイ ・ アイロニー ・ レンタイ : リベラル ・ ユートピア ノ カノウセイ
電子リソースにアクセスする 全1件
大学図書館所蔵 件 / 全293件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
人間の連帯は、真理の哲学的な探求によっては不可能である。他者が被る残酷さに対する私たちの感性を拡張することによって、連帯は達成されるのだ。20世紀後半を代表する哲学者が、ありうべき社会はいかに構想されるかという課題を、永遠に自由を実現してゆく終わりなき過程である「リベラル・ユートピア」として描き直す。世界中に大きなセンセーションを巻き起こした「哲学と自然の鏡」の政治哲学的帰結—衝撃の問題作。
目次
- 第1部 偶然性(言語の偶然性;自己の偶然性;リベラルな共同体の偶然性)
- 第2部 アイロニズムと理論(私的なアイロニーとリベラルな希望;自己創造と自己を超えたものへのつながり—プルースト、ニーチェ、ハイデガー;アイロニストの理論から私的な引喩へ—デリダ)
- 第3部 残酷さと連帯(カスビームの床屋—残酷さを論じるナボコフ;ヨーロッパ最後の知識人—残酷さを論じるオーウェル;連帯)
「BOOKデータベース」 より