「声」の国民国家・日本
著者
書誌事項
「声」の国民国家・日本
(NHKブックス, 900)
日本放送出版協会, 2000.11
- タイトル別名
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声の国民国家日本
- タイトル読み
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「コエ」 ノ コクミン コッカ・ニホン
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注記
参考文献: p244-251
内容説明・目次
内容説明
日本が近代国家としてスタートするにあたり、天皇を親とする“日本人”の民族意識を形作ったのは、近代的な法制度や統治機構などではなく、浪花節芸人の発する“声”だった。浪花節の“声”という視点に立ち、近代日本の成立を問い直す問題の書。
目次
- 序章 声と日本近代
- 第1章 貧民窟の芸人
- 第2章 演説・大道芸・浪花節
- 第3章 声の伝播、物語の流通
- 第4章 講談速記本から浪花節へ
- 第5章 「家族(ファミリー)」のモラルと法制度
- 第6章 物語としての国民
- 第7章 桃中軒雲右衛門の声
- 第8章 日本近代の解体
「BOOKデータベース」 より