吸血鬼伝承 : 「生ける死体」の民俗学

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吸血鬼伝承 : 「生ける死体」の民俗学

平賀英一郎著

(中公新書, 1561)

中央公論新社, 2000.11

Other Title

吸血鬼伝承 : 生ける死体の民俗学

Title Transcription

キュウケツキ デンショウ : 「イケル シタイ」ノ ミンゾクガク

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Note

参考文献: p199-208

Description and Table of Contents

Description

「吸血鬼」はホラーの主人公としてこの世に生を享けたわけではない。それは、人びとが切実に恐れる一つの“現象”だった。東欧を中心に、吸血鬼にまつわる伝説・昔話・公文書・俗信の記録などを丹念に読み解くと、そこには、人びとの信仰や禁忌の有様、疫病や戦争、そして死そのものへの不安が色濃く影を落としていることがわかる。民族によって多様な姿で語り継がれてきた「生ける死体」たちとは何者なのか。

Table of Contents

  • 1 フォークロア的前提
  • 2 民族の伝承を訪ねて
  • 3 東欧の「吸血鬼」像
  • 4 「ヴァンパイア」を追って
  • 5 吸血鬼と歴史

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