日本近世絵画の図像学 : 趣向と深意

書誌事項

日本近世絵画の図像学 : 趣向と深意

林進著

八木書店, 2000.12

タイトル別名

絵画の深意 : 日本近世絵画の図像学

タイトル読み

ニホン キンセイ カイガ ノ ズゾウガク : シュコウ ト シンイ

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注記

私家版『絵画の深意--日本近世絵画の図像学--』(発行者林敬子、平成11年11月23日刊)の増補改訂

内容説明・目次

内容説明

雪舟・雪村・宗達・山雪・光琳・乾山・抱一・宗季・庸昌・蕭白・蕪村ら計十一人の巨匠の代表作品を考察。これまで見過ごされていた画中の「文字」と、構想の源となった「テキスト」に着眼、画家が画の中に仕組んだ巧妙な仕掛けを謎解きする。随所に見られる画家の細やかな「奇想」(機知に富んだすぐれた構想)を見抜くことで作品に隠された「深意」を探る。本書により絵画の鑑賞法が大きく変わる。これまでの目に見える範囲内で論じる「造形論」や「様式論」主体だった絵画研究から、あまり触れられなかった「主題論」「意味論」に挑む。

目次

  • 第1章 「文字」のある絵画
  • 第2章 絵画とテキスト
  • 第3章 琳派の趣向
  • 第4章 琉球絵画研究
  • 第5章 近世絵画における図像学
  • 第6章 「場」の絵画
  • 第7章 絵画の深意 宗達の『楊梅図屏風』について

「BOOKデータベース」 より

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