幕末の変動と諸藩
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幕末の変動と諸藩
(幕末維新論集 / 田中彰, 松尾正人, 宮地正人編, 4)
吉川弘文館, 2001.1
- タイトル読み
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バクマツ ノ ヘンドウ ト ショハン
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注記
文献目録: p355-362
収録内容
- 幕藩権力解体期の藩の動向 : 1862〜1867年 / 小野正雄著
- 諸藩の藩政改革 / 長野ひろ子著
- 薩摩藩軍事力の基本的性格 / 原口泉著
- 長州藩における慶応軍政改革 / 田中彰著
- 幕末における御前会議と「有司」 : 日本絶対主義形成の特質について / 井上勝生著
- 幕末・維新期における諸階層の対外認識 : 長州藩域を中心として / 三宅紹宣著
- 土佐藩における討幕運動の展開 / 池田敬正著
- 佐賀藩における慶応軍制改革 / 梶原良則著
- 松平春嶽受譴期の越前藩 / 高木不二著
- 幕末岡山藩における国事周旋方針と藩論 / 西村晃著
- 会津藩公用方 (局) の実態について / 家近良樹著
内容説明・目次
内容説明
幕藩体制は外圧を契機にその求心力を失い、弱体化へと向かう。諸藩は、その対応のためにさまざまな改革の方向性を模索する。この旧体制の揺らぎは、一方では攘夷・討幕へと向かい、他方では佐幕へと傾く。ともすると、西南雄藩を中心に語られがちな当該期の諸藩の動向について、中間派・佐幕派にも目を向けて「内なる」変革を論じる。
目次
- 1 諸藩の総括的動向(幕藩権力解体期の藩の動向—1862〜1867年;諸藩の藩政改革)
- 2 西南雄藩の動向(薩摩藩軍事力の基本的性格;長州藩における慶応軍政改革;幕末における御前会議と「有司」—日本絶対主義形成の特質について;幕末・維新期における諸階層の対外認識—長州藩域を中心として;土佐藩における討幕運動の展開;佐賀藩における慶応軍制改革)
- 3 中間派・佐幕派諸藩の動向(松平春岳受譴期の越前藩;幕末岡山藩における国事周旋方針と藩論;会津藩公用方(局)の実態について)
「BOOKデータベース」 より