女たちの近代批判 : 家族・性・友愛
著者
書誌事項
女たちの近代批判 : 家族・性・友愛
(シリーズ「現代批判の哲学」)
青木書店, 2001.1
- タイトル別名
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Women's criticism of modernization
女たちの近代批判 : 家族性友愛
- タイトル読み
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オンナ タチ ノ キンダイ ヒハン : カゾク・セイ・ユウアイ
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注記
引用・参考文献: p179-185
欧文標題は標題紙裏による
内容説明・目次
内容説明
『婦人戦線』を中心に集まった松本正枝、八木秋子、望月百合子、高群逸枝らのアナーキストたちは、家族制度への批判、男女間の友愛関係の構築、保育の協同化などの問題を通じて、私たちの社会が忘れ去ってきた生活の根本的組み替えを提起して、新しい道を探ろうとしていた。本書では、結婚や家族、性関係といった問題を、具体的に21世紀にどう組み替えていくべきかをその研究によって考えている。
目次
- 第1章 近代を問う存在—女性たちとアナーキスト(女性たちの近代とポスト・モダン;アナーキストの近代批判;女たちのアナ・ボル論争)
- 第2章 女性アナーキストたちの徹底したフェミニズム(転換期の女性の強さ;『婦人戦線』における公私分離批判;「母性保護論争」と家事育児の協同化;公私から自治へ;新女性主義)
- 第3章 結婚制度の否定と友愛関係(自由な男女関係の模索;「親密圏」とアナーキストの近代批判;松本正枝と「貞操の経済学」—嫉妬心の問題)
「BOOKデータベース」 より