書誌事項

色彩論

ゲーテ著 ; 木村直司訳

(ちくま学芸文庫)

筑摩書房, 2001.3

タイトル別名

Zur Farbenlehre

タイトル読み

シキサイロン

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注記

1980年潮出版社より刊行された『ゲーテ全集』第14巻を基にしたもの

文献: p501-503

内容説明・目次

内容説明

文豪ゲーテは多くの貌をもつ。その文業とともに、終生情熱を傾けたのが、植物学・動物学・地質学・解剖学・気象学などに及ぶ広汎な自然研究であった。とりわけ形態学と色彩論はその白眉と言うべく、シュタイナーらの再評価を経て、現代的関心もきわめて高い。分析と還元を旨とする近代科学の方法に対して、綜合と全体化を目指すゲーテの理念の背景には、汎知学‐ヘルメス学の伝統が控えている。『色彩論』の精髄たる「教示編」に加え、「科学方法論」を併載し、ゲーテ自然思想へのチチェローネとなす。

目次

  • 科学方法論(近代哲学の影響;直観的判断力;省察と忍従;形成衝動;種々の問題;適切な一語による著しい促進;客観と主観の仲介者としての実験;経験と科学;分析と綜合;自然哲学;自然—断章;箴言的論文『自然』への注釈)
  • 色彩論—教示編(色彩論草案;序論;生理的色彩;物理的色彩;化学的色彩;内的関連の外観;隣接諸領域との関係;色彩の感覚的精神作用)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA51000952
  • ISBN
    • 9784480086198
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    ger
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    515p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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