「文明日本」と「市民的主体」 : 福沢諭吉・徳富蘇峰・内村鑑三

書誌事項

「文明日本」と「市民的主体」 : 福沢諭吉・徳富蘇峰・内村鑑三

梅津順一著

(聖学院大学研究叢書, 1)

聖学院大学出版会, 2001.3

タイトル読み

ブンメイ ニホン ト シミンテキ シュタイ : フクザワ ユキチ トクトミ ソホウ ウチムラ カンゾウ

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内容説明・目次

内容説明

本書でいう「文明日本」とは、開国維新後の日本の将来構想を意味し、とくに西洋由来の文明論的もしくは普遍史的な理論に影響を受けた知識人のそれを指している。福沢諭吉でいえば、『文明論之概略』、徳富蘇峰でいえば『将来之日本』、内村鑑三でいえば、『地理学考』と『興国史談』で展開されている議論である。

目次

  • 序論 出発点としての福沢諭吉
  • 第1章 「伝統日本」から「文明日本」へ—『文明論之概略』の一分析
  • 第2章 徳富蘇峰における「将来の日本」と「平民道徳」—福沢諭吉の継承と批判
  • 第3章 明治日本における「中等階級」の探求—諭吉と蘇峰
  • 第4章 「膨張的国民」と「真正の日本人」のあいだ—日清戦後の蘇峰と鑑三
  • 結論 「市民的主体」という課題

「BOOKデータベース」 より

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