書誌事項

開発経済学入門

渡辺利夫著

東洋経済新報社, 2001.5

タイトル別名

Introduction to development economics

タイトル読み

カイハツ ケイザイガク ニュウモン

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注記

参考文献: p259-260

内容説明・目次

内容説明

1国の経済には成長期もあれば衰退期もある。成長期といえどもその過程は一直線ではない。成長率が著しく高いこともあればこれが急降下することもある。アジアはそういう変動を貫いて力強いエネルギーを発揚する「歴史的勃興期」の直中にある。本書は、アジアの経済発展の50年を振り返りながら、各国がどのような道筋をたどって現在を築いたのか、その論理を説いたものである。

目次

  • 「マルサスの罠」—貧困のメカニズムを探る
  • 人口転換—アジアは人口問題を解決しつつある
  • 「緑の革命」—農業の技術進歩はいかにしておこるか
  • 工業発展(工業化はいかにして開始されるか;初期条件と工業化政策)
  • 貿易と海外直接投資—アジアを興隆させたもの
  • 社会主義経済から市場経済へ—中国における体制転換の実験
  • 政府開発援助—自助努力支援の旗を高く掲げよ
  • アジア経済危機とはなんであったか—高成長戦略の転換
  • アジア経済の新動態—「アジア化するアジア」
  • 付録 アジア開発指標

「BOOKデータベース」 より

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