書誌事項

近代日本の他者像と自画像

篠原徹編

柏書房, 2001.5

タイトル読み

キンダイ ニホン ノ タシャゾウ ト ジガゾウ

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注記

参考文献: 論末

収録内容

  • 金関丈夫と『民俗台湾』 : 民俗調査と優生政策 / 小熊英二 [執筆]
  • アイヌ「滅亡」論の諸相と近代日本 / 木名瀬高嗣 [執筆]
  • 「土人」論 : 「土人」イメージの形成と展開 / 中村淳 [執筆]
  • 陵墓の近代 : 皇霊と皇室財産の形成を論点に / 高木博志 [執筆]
  • 鳥居龍蔵・千島アイヌ・考古学 / 宇田川洋 [執筆]]
  • 南洋に渡った壮士・森小弁 : 「南洋群島」以前の日本・ミクロネシア交流史の一断面 / 小松和彦 [執筆]
  • 日本における近代人類学の形成と発展 / 清水昭俊 [執筆]
  • 「民族」の認識と日本民俗学の形成 : 柳田國男の「自民族」理解の推移 / 岩本通弥 [執筆]
  • 「日本民俗学」から多文化主義民俗学へ / 島村恭則 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

民族・民俗・考古・近代史など第一線の研究者10名の共同研究によって明かされる、新しい「日本」「日本人」像。国民国家形成過程の「民族」「民俗」を問う先端の論考集。

目次

  • 第1部 植民地という表象(金関丈夫と『民俗台湾』—民俗調査と優生政策;アイヌ「滅亡」論の諸相と近代日本;「土人」論—「土人」イメージの形成と展開)
  • 第2部 国民国家の内と外(陵墓の近代—皇霊と皇室財産の形成を論点に;鳥居龍蔵・千島アイヌ・考古学;南洋に渡った壮士・森小弁—「南洋群島」以前の日本・ミクロネシア交流史の一断面)
  • 第3部 民俗学・民族学の他者(日本における近代人類学の形成と発展;「民族」の認識と日本民俗学の形成—柳田国男の「自民族」理解の推移;「日本民俗学」から多文化主義民俗学へ)

「BOOKデータベース」 より

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