文学部をめぐる病い : 教養主義・ナチス・旧制高校

書誌事項

文学部をめぐる病い : 教養主義・ナチス・旧制高校

高田里惠子著

松籟社, 2001.6

タイトル読み

ブンガクブ オ メグル ヤマイ : キョウヨウ シュギ ナチス キュウセイ コウコウ

大学図書館所蔵 件 / 230

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

あなたは、ヘッセ『車輪の下』の最初の翻訳者が、どういう人物だったか、知っていますか?“二流”の男たちの悔しさ、怨念、悲哀、出世欲、自覚なき体制順応から見た、「文学部」の構造とそのメンタリティ。

目次

  • 自覚症状 まず、何が問題なのか
  • 病歴 大政翼賛会文化部と第一高等学校
  • 病源 さらば、東京帝国大学
  • 自己診断 高学歴者の悲哀
  • 症例 学校小説としての『ビルマの竪琴』
  • 伝染 『車輪の下』、あるいは男の証明
  • 余病 中野孝次、カフカから清貧へ

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ