文学部をめぐる病い : 教養主義・ナチス・旧制高校
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文学部をめぐる病い : 教養主義・ナチス・旧制高校
松籟社, 2001.6
- タイトル読み
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ブンガクブ オ メグル ヤマイ : キョウヨウ シュギ ナチス キュウセイ コウコウ
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内容説明・目次
内容説明
あなたは、ヘッセ『車輪の下』の最初の翻訳者が、どういう人物だったか、知っていますか?“二流”の男たちの悔しさ、怨念、悲哀、出世欲、自覚なき体制順応から見た、「文学部」の構造とそのメンタリティ。
目次
- 自覚症状 まず、何が問題なのか
- 病歴 大政翼賛会文化部と第一高等学校
- 病源 さらば、東京帝国大学
- 自己診断 高学歴者の悲哀
- 症例 学校小説としての『ビルマの竪琴』
- 伝染 『車輪の下』、あるいは男の証明
- 余病 中野孝次、カフカから清貧へ
「BOOKデータベース」 より